ツアー客、ドイツ人女性のドレーンさんの紹介へ
ゆっくりコーヒーを飲んでから、雨の中で三菱一号館へ向かいます。
丸の内の地下化が進んでいるので、雨に降られず、すぐに到着します。三菱一号館は新しく開館した博物館です。明治27年に一度開館して、三菱株式会社の本社として使われていたけれども、昭和43年に取り壊された。
ここ数年、丸の内が再開発され、次々と、4月の筍みたいに、新しいビルがにょきにょきと出て、三菱一号館もこの新しい丸の内の一つのアトラクションです。
正直、わたしが丸の内に行くのは、ドラゴンフライカフェーのチーズケーキを食べる時(あいにく、丸の内店は閉店してしまった)、丸善で本を買う時と、友達との夕食やランチとお正月セールだけです。(デートでも来たことはありません。誰かデートに誘ってください!)友達が遊びに来ても、ここは東京らしいごちゃごちゃ感がなく、むしろ都市計画で一度消毒されたような無菌な雰囲気をしていますから、東京在住外国人はここでは案内しないと思いますね。(第一、丸の内はガイドブックに乗っていないかもしれない?)
仕事で丸の内に用事があって、訪ねたアメリカ人の友達いわく、「こんな街は母国にもあるから、面白くない。」と。
確かに、地下から、地上に浮かび上がった時に、ドレーンさんもまず「へえ?ここはどこ?ロンドン?ニューヨーク?」ときょとんとした顔で聞きます。
しかし、ガイドブックに載ってなくても、よくみると、丸の内では面白いところはたくさんあります!その一つは三菱一号館です。角を曲がったところに、三菱一号館の赤い煉瓦がみますと、さらに「えええ?なになになに?ここに入る?」とドレーンさんはわくわくしている様子。(笑)ツアー当日では三菱一号館も開館されたばかりで、私も行ったことがありませんけれども、新しい博物館であると、
床にドーレンさんの靴がきれいに響き、ヒッチコックの映画に出てくるグレース・ケリーを思い出してしまった。とても古い建物に聴こえます。
館内に古い明治時代の呉服・洋服、ビジネスマンの必需品、電話機、本等が展示されています。ドイツの19世紀末にも同じものがあったに違いない。なので、不思議な郷愁を覚えながら、そこに彫られて、書かれて、印刷されている漢字を見ると、「ああ、似ているけど、でもやっぱり日本なんだね!」とドレーンさんと二人でみて話します。
「こんなところは東京にあるなんて、とても不思議ですね。」とコメントするドレーン。「高層ビルばっかりだと思っていた…」
梅佳代の写真はドレーンさんの一番お気に入り。三菱一号館の建設に携わった方の皆様の写真です。大工、監督、工事現場のすべての方々。ぼんやりとカメラを見ている方もいれば、舌をぺろりと出して見せたり、にっこりとピースサインを見せたりする方もいます。このすばらしい建物に携わったかたがたの一人一人の性格が梅佳代さんの心温かい眼差しに撮られて、展示されています。
これからは、三菱一号館の展覧会も期待します。美術館も2010年4月6日に開館しますので、丸善での買い物だけではなく、美術館参拝(そうそう、私は美術館を参拝します)しようと思います。ドレーンさんも嬉しくて、「梅佳代の本を買ったばかりで、すぐに展覧会が見えるなんて。クララちゃん、それ、知っていた?」と聞かれて、「・・・もちろんだよ。私も梅佳代の本、全部持っているんだから・・・」
予算: 入館料 500円
次は観光客は絶対に行かないクララ三ツ星★★★食堂でお昼を食べに行きます♪
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