この間は、頑なに
「俺は一生、海外行かない。」
と主張する方に会いました。
居酒屋で目の当たりに座った友達の友達でした。まだ若い25歳ではあったけれども、大手企業の社員であって、これはまた驚きました。
「外国は危ないし、汚いし、うるさい。絶対行かない。」
と言われて、自分のすべてがその場で否定されたような寂しい気になりました。
「外国と言っても、日本以外の国は200ヶ国以上ありますけれども・・・全てそうであることはないと思いますが」
と反論しようといっても
「絶対行かないよ。」
と相手が向きになりました。
いったい何があってそうなったか分からないけど、よくもあんな大きな会社に入社することが出来ました。海外赴任を命令されたら、私はこっそりと笑ってしまいます。
しかし、少し調べましたら、昨年日本人でパスポートを持っている人は25%だけです。統計をそのまま当てると、私のフォロワー約3400人のたった850人しかパスポートを持っていないことになっていますね。
ひー。それは本当にびっくり!
もちろん、東京都、神奈川県、大阪府では有効旅券保有率は4割も達していますけれども、それでも驚きました。
「万が一、パスポートを持っていないといけない」
という考えは日本人に全くないことも驚きました。
うちの祖母・祖父時代は子供の時に海外に引っ越す方をたくさんみましたため、「万が一」と念頭において、皆はパスポートを持っています。同じドイツ語圏であるオーストリアにしか行った事がない亡き祖母でさえ「何があるか分かりません」と、パスポートは持っていました。
「3・11後にどんなことがあって、本当に分からないので、娘のパスポートを申請しました。」
と友達に言われました。確かに何があるのは分かりません。しかし、怖いことが起こると恐れて、海外に行きたくないのも大きく損すると思います。
ドイツでは友達何人かの海外旅行(または一人旅)はある程度の通過儀礼です。16-18歳の青少年は高校を卒業する前、高校在学中の夏休みに、必ずしもしないと、仲間はずれになる事はインターレイルやユーレイルです。インターレイルとはヨーロッパの指定国何カ国の乗り放題切符です。一人、または友達何人かで大きなリュックを背負って、電車に乗て、ヨーロッパのあっちこっちをまわります。
もちろん、それは完全に安全ではありません。
駅で泊まったり、お金を取られたりということもあります。しかし、インターレイルとは、通過儀礼ですから、それも必要です。インターレイルは一生のうちに経験しないといけない重要な節目です。経験した人は大きく成長します。私が16歳でフランス行きの寝台車に乗った時までは一人で長距離列車に載ってはいませんでした。
日本語でも「可愛い子には旅をさせよ」というんじゃないですよね。「甘やかさないで世の中のつらさも経験させよ」ということでしょうけど、言い換えますと、「安全だけを経験すると、危険意識が全くない」という事になります。
もちろん、だからといって、皆は一人で、又は二人で電車に載って、ヨーロッパの都会を点々すればいいと言っていません。それは向き不向きもあります。
もっとも大切なのは、自分の文化、価値観意外のものに触れることはとても大切です。異なる食事、人種、通貨、建物、道具はもちろん、違う価値観や習慣にも触れます。あんな事を経験してあんなに驚くとは夢にも思ってもなかったのはたくさんめぐり合えますよ。
私の場合は、例えば、日本でのイタリアンレストランでした。
そうそう。
15年前に始めて日本に来たときには、もちろん和風スパゲッティは驚きました。しかし、一番驚いたのは経営者です。ドイツのイタリア料理の多くはイタリア人が経営します。中華料理店ももちろん、華僑の方が経営しています。日本に来て、イタリア料理店のスタッフは全員日本人であることはとても驚きました。
「そうなんだ。あんなに美味しくて、イタリア料理はイタリア人ではなくもいいんだ!」
と自分の価値観がかわりました。
「海外旅行は高いから行かない」
ともよく言われますけれども、海外旅行はどれぐらいするか考えたこといますか。例えば、東京から三泊福岡行こうと思っていたら、上海やソウルへのよりやすいツアーがとれます。それに今は円高で現地も安いですよ。
震災から一年がたって、「日本は元気だよ。負けていませんよ。」と世界に是非見せてください。
ちなみに、私が行った事のある国は上の地図で緑になっています。北朝鮮が緑になっているのは、2‐3分板門店の軍事停戦委員会本会議場にいたからです。
クララ海外旅行Top 5:
⑤ スコットランドのパブで地元のおじちゃんと「美味しいね」と頷きながら、ウィスキーを飲んだ時♪
④ 外国語は一つも話せない日本人とギリシャ人が元気良くコミュニケーションをとったことを観察することができた♪
③ イスタンブールの港でお互いの言葉を知らず、「指差し会話帳 トルコ」を手に持って、小さな姉妹と30分も会話をした♪
② ベルリン中央駅前のバーで二人の噺家と徹夜せざるを得なかった時♪
① ヒ・ミ・ツ♪
お!みてみれば、上のTop5はどんな出来事もほとんどお金がかからない、外国語は要らないものですね。
皆さん、次はどこへ行きますか。
私はポーランドですよ。
海外旅行をススメる気持ちも、「絶対に行かない」と言い張る気持ちも良くわかります。鶏と渡り鳥とでは同じ鳥でも違いますから。
わたしの旅行地図はクララさんよりもずっと緑の部分が多いです。上海で殺されかけたことを除けば、楽しい思い出ばかりですが、「行きたくて行った」わけではなく、「生きるために行かざるを得なかった」と言う表現があてはまるような切羽詰まったものでした。
わたしが思うに、旅行はどこに行くかよりも誰と行くかの方が重要です「隣町へ買い物に行くのもその人となら楽しい。」って感じ。人生は旅そのものですから(*^_^*)
投稿情報: asariya38 | 2012/02/25 10:35
そんな井の中の蛙はただのバカだ。。。行きたくないのなら、行かなければ良いだろう。その代わり、一生薄汚い小さな井戸の中で暮らしておけば良いだろう。。。
それにしても、日本では「外国はコワイコワイ」のデマがよく広まっている。。。ごもっとも。。。そんなに臆病な人は国を出るな。。。
投稿情報: asdf | 2012/02/25 14:07
本当に、勢いだけでドイツにサッカー観戦旅行に行ったことがあります。
ドルトムントの人たちはみんな親切で、とても良い思い出になりました。
現地でよく使ったのはbitte と danke と Morgen! でした(^^)
CasioのEx-wordを持っていけば結構なんとかなりますね。
投稿情報: Petit_cygnet | 2012/03/06 23:08