ブラームス、バッハ、ベートーベンの国のイメージにはあまりないのかもしれませんけれども、鉱業はかなり盛んな時期がありました。
未だにザールランド州に石炭鉱業が行われていますが、2012年6月30日に廃鉱になります。
2008年にザールウェッリンゲン村の教会の塔が崩れ落ちるほど強かったM4地震がありました。そのせいは鉱業だとされていました。地震の2時間直後に州の内閣が一時廃鉱を命令しました。
炭鉱が危なさ過ぎて、自分の家も危ないと、市民の反抗も強く、その命令は全般的な廃鉱に導きました。
ザールランド州の石炭工業は最初の書面に残った記録は1429年にさかのぼります。何世紀にわたって、非常盛んであって、1807年‐2000年には鉱業大学もあって、一時的には万人も働いて、地域の繁盛に貢献しました。
しかし、廃鉱が決まった今は1500人しか残っていません。彼らは定年を迎え、又はノールトライン・ウェストファーレン州の無煙炭坑に移ります。機材は中国、ポーランド、南アフリカに売られています。
残っているのは、RAG社が持っている2350ヘクタールの工業地帯。その中の半分ぐらいは再生可能エネルギーに使えるとされていて、RAG社が2012年ですでに90MWのソーラーパークを立てる予定です。
2013年内には、旧鉱業地帯(310ヘクタール)に立つソーラーパークの発電能力は180MWまであがります。投資総額は1億7千万ユーロ(170億円)です。ヘッセン州は(州になっている自由都市とは別として)ドイツの州の中で最も小さく、230MWの太陽光発電しかありませんでした。そのため、このソーラーパークが設立されて、太陽光発電の電力量は倍になります。
さらに、古いぼた山では風力発電所の立地調査が行われているところ。ルイゼンタールぼた山の立て坑等は揚水発電所の立地調査が行われている真っ最中だそうです。
州知事のクランプ・カレンバウアーも計画を喜んでいます。「2012年はせき暗に別れを告ぎますが、RAGグループの太陽光発電計画は針路をエネルギー及び構造的経済政策上へ向けている。ザーランド州は昔からエネルギー源の地域であって、将来にもエネルギー源のある地域である。」
地元の企業、行政、市営設備局、市民団体は大きく期待しているそうです。
ドイツの石炭採掘現場も日本と変わらず、坑道を縦横無尽に掘り進むものだと記憶しています。中国やオーストラリアのように露天掘りではなかったですよね。そうすると、石炭をほった跡地は穴を埋めもどさないと危険ではないでしょうか。九州の三池炭鉱は海底にまで坑道が伸びていて、今でも陥没があります。
石炭工が儲かる仕事だった時代の炭坑節
http://www.youtube.com/watch?v=7UWGPbkJLJI
ところで、日本の炭鉱町はこういう風な取り組みをしたところもありましたよ。
映画「フラガール」http://www.youtube.com/watch?v=UGP-HpTLwZo
しかし、地震と津波、そして原発爆発と災難は続きましたが、彼女たちの次の世代が、このブログに書かれているような取り組みを始めています。
投稿情報: asariya38 | 2012/02/06 00:55