都内避暑ツアーのエダさんーの紹介へ
日本の夏といえば、やはり花火!
A Japanese summer is not complete without fireworks!
今日の避暑ツアーの最後のところは、ハウスパーティーです。前にも言った通り、日独カップルのハウスウォーミングパーティー(お引っ越し祝い)に誘われました。
色々な人と話して、美味しいものが食べられました。
エダさんの米と塩お引っ越し祝いセットも喜ばれた。
パーティーの食べ物は和独折衷で、ポテトサラダから寿司、ビールから酒、何でもあります。もちろん、夏ですから、スイカもあります!
でも、日本の夏といえば、やはり花火ですね!
花火大会とは別として、一般人ができる花火はドイツで大みそかだけですよ。線香花火は年中買えると思いますが、大きいロケットは12月28日~31日以外の販売は禁止されています!(「2級の花火は12月28日~31日に18歳以上の方に販売され、12月31日または1月1日に使用される」とまで法律に書いてあります!)
なので、エダさんにしても夏に花火とは、なかなかなれない概念かもしれません。(笑) (私も冬の寒さに慣れていて、夏の暑さの花火はなかなかなれなかったです。)
しかし、今日は、ドイツでも年中買えるような小さい花火を買いました。つまり、線香花火!
その線香花火の楽しみ方をエダさんに教えてくれないのかと、若い日本人女性に聞くと、「イヤ、やりたくない。」と断れる。さらに、その理由を聞きますと、「線香花火をやると、いつも、とてもブルーな気持ちになるわよ。だから、いやなの」ときっぱり断る。
バベーキューを担当している若くてかっこいい日本人男子が助けに来る: 「僕は教えてあげる!」
線香花火の持ち方をみせてから、エダさんと自分の花火に火をつける:
「そうそう、きれいでしょう。最後にね、こう、ポトンと一滴が落ちるのよ。それがたまらなくて寂しい。」と説明すると、エダさんの顔はイマイチ納得しない。
「落ちろのが寂しいの?」
「そうそう、最初はこうやってパチッパチッと音がして・・・ みて!花火がきれいに散るんでしょう。で、最後に、この玉が、おら、みて・・・ こうやってポトンと落ちるのよ。
もう終わった。
切なくない?」
でもエダさんの顔には大きなはてなマークが描いているようで、私もコメントします。
「切ないというのは・・・多分、まだ分からないかもね・・・ 来年、桜を見に行こうよ。
線香花火と同様に、桜の美しさもほんの一瞬だけみえます。
線香花火が儚くポトンと落ちてゆく。桜が花吹雪でヒューヒューと儚く吹かれる。
それをみて、一切のものは無常であることが感じます。
線香花火、花見とかね。来年、桜を見たら、分かりますよ。」
エダさんは笑って、明るく、「じゃあ、4月は花見はよろしくね!」と答えます。
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こんばんは、クララさん♪
日本だと、手持ちの花火を全部してしまって、その締め括りに線香花火をすることが多いんです。
私の地域では、ワクワクした気分で夏休みに入って、夏祭りで騒ぎ、熱帯夜の熱い夜気の中、打ち上げ花火を見て夏真っ最中なのを感じ、お盆で親戚と賑やかに顔合わせて、怖い話と手持ちの花火を夏休みの終わりまで楽しむ感じでした。
線香花火で手元に静かな花火が灯り、パチパチと弾けたそれが地面に落ちると夏が終わる物悲しさと寂しさを覚えたものです。
私は線香花火が好きです。小さな打ち上げ花火を見ている気分でしたね。
投稿情報: ふみ | 2011/06/21 00:54