丸ごと丸の内ツアー客のドレーンさんの紹介はこちらへ
コーヒーマシン外国人のお友達がお宅にホームステーをしている場合はきっとご自宅で朝ごはんを食べるでしょう。外国の取引先の方を週末で案内するのであれば、その方はホテルで朝ごはんを食べてから、出掛けるでしょう。
しかし、本日のお客様は4ヶ月、茨城県にアーカスというアーティスト・レジデンス招聘され、滞在しながらの作品制作に取り組んでいる。つくばエキスプレスや常磐線もあって、茨城県から簡単に都内に移動できますけれども、ドレーンさんは駅から遠いところに住んで、今日はやくおきました。多分、ちゃんとした朝ごはんは食べていないだろうと思って、大手町駅で待ち合わせして、とりあえず、ゆっくりコーヒーを飲みます。
コーヒーマシンは土日でもはやく開いていますので、一人で時間をつぶしながら、コーヒーを飲む人が多いです。食器もシンプルで、メニューは全て揃っていて、ゆっくりと話しながら、飲みます。
ドレーンさんは普段、ベルリンに住んで活躍をしているビデオアーティストですけど、ツアー当日では来日して僅か三週間だった。 「日本の店はいいね。とても機能的で、シンプル!『すぐ出よう』なんて思わないね!」と、コーヒーマシンを気に入ってくれている。
予算: コーヒーand サンド 約800円
丸善丸の内本店
せっかく丸の内にいるので、私はコーヒーマシンと同じ建物にある丸善丸の内本店に洋書を買いたくて、一階にあがります。丸善に入りますと、ドレーンさんは「わい!これ、本のデパートなんだ!すごい!日本語が読めたらいいのに!ドイツ語もあるの?」と大喜び!
確かに、ドイツでの一番大きい本屋さんはケルンやベルリンでせいぜい二階建て(渋谷のブックファーストの大きさぐらい?) 丸善、ジュンク堂、紀伊国屋書店、書泉、三省堂、八重洲ブックセンターみたいなブック・ラバーズ・パラダイズはあまりありません。(ミュンヘンのHugendubelはドイツでもっとも大きい売場面積(1000坪)、一方、ジュンク堂池袋本店の売場面積はその場合の2000坪!)
丸善丸の内本店は洋書の品揃いが非常によく、わたしが「読みたいな」と思っている本はいつも置いてあります。英語だけではなく、フランス語、ドイツ語、スペイン語もあります。(ロシア語、中国語、韓国語も少しありますけれども、ほとんどはハリー・ポッターと村上春樹等の和書の翻訳本です。)(あいにく、ツアーをやった当日に、洋書セクションは改造されていた為、何も買えませんでした。目当てのダニエル・ケールマンのRuhmは結局翌日、紀伊国屋南新宿店で買いました。)
しかし、さすがの映像作家のドレーンさんは「日本人写真家の写真集が観たい」という。もちろん、丸善も品揃いがよく、私が個人的に好きな写真家の本も置いてあります。ユーモアがある若い写真家の梅佳代と、人間の不思議さを鋭く保存してしまう都築響一です。すると、ドレーンさんは梅佳代の「うめめ」と「じいちゃんさま」、都築響一の「ラブホテル」と「刑務所良品」を購入する。
「これから、あっちこっち歩くけど、重くても大丈夫なの?」とわたしが心配して聞くと、ドレーンさんが「いいよ、いいよ、自分で買うことを決めたんだから・・・ 」と明るくかえし、本をバッグに詰めます。
クララが洋書を買いに行く本屋さん:
丸善丸の内本店 (けっこうマイナーな本まであります。専門書が都内で一番多いかしら?)
紀伊国屋書店(高島屋の隣の紀伊国屋では、英語の専門書、ドイツ語、フランス語、スペイン語の本も多い)
ジュンク堂 (個人的に一番好きな本屋!洋書もたくさんありますね。)
八重洲ブックセンター (ドイツ語はかなり多い!)
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