ツアー客、ドイツ人女性のドレーンさんの紹介へ
では、昼食の時間になりました。
朝10時にコーヒーを飲んで、パンをかじっただけですから、ドレーンさんと私はかなりおなかが空いています。
三菱一号館でも素敵そうなカフェ(英国風かな?)があります。覗いてみるだけで、座ってみたい!と思う。カフェ1894といって、1894年当時の姿を再現した空間。天井が高く、とても上品な雰囲気を感じさせます。しかし、今日は、こんなエレガントな雰囲気で食べることはしません!
国際ビルの地下、Kunigiwaに向かいます。
八百八町の著者がメトロ・ミニッツの取材を受けた時に、編集のN様のおかげさまでここにおいしいランチを頂きました♪ (ありがとう、Nさん!) 今日もまっすぐ、取材時に美味しいナポリタンを頂いた店、「蘭」に行きます。日本に住むと、あらゆる町の看板は信号みたいにすぐ解ります。赤い提灯は居酒屋かもしれない。窓のない建物、または派手な外装の建物はラブホテルであるかもしれません。のれんのある入口は立ち食いそばや寿司の店かも しれません。
しかし、多くの外国人の観光客にはこういう信号は脳が処理できなく、「ここは歯医者?レストラン? 風俗店?」なの か分かりません。テパ地下で惣菜が買えることも分からなければ、オフィスビルの地下においしい食堂はあるのか分かりません。なので、ドレーンさんへの一言アドバイス:「オフィスビルの多くは地下はおいしい食堂があります。平日のランチは背広姿のサラリーマンが多く群がる。」
まず、「蘭」の入口においてあるランチをドレーンさんが眺めています。「うわ~。美味しそう! これがランチなの!どれにしようか迷っちゃう!クララさんは何を食べる?」と聞かれる。
やはり前回はナポリタンが美味しかったですから、今日もまたナポリタンを注文します。(笑)
店に入ると、店員の奥さんは私の顔を覚えてくれて、「おお!クララさん、取材の反応はどうだったんですか。」と聞かれる。注文してからも、しばらく立ち話して、明るく笑っています。1時はもう過ぎているけれども、土曜日でも制服の女性、背広姿のサラリーマン、工事現場のお兄さんが入ってきます。店員はおなじみのお客様に声をかけたり、はじめてのお客さまも軽くしゃべりをして、とても感じがいいです。
ナポリタンが運ばれると、ドレーンさんが大喜び。「へえ、すごい!おいしそう!なんで、こんなことはカフェと呼ぶの?」と聞いています。
確かに、ドイツでは、カフェといえば、マダムがゆっくり話しながらクリームタルトを食べる場所、日曜日の朝に優雅にブランチを食べる場所です。カフェではスパゲッティみたいな温かい料理はまずでませんし、客層も奥様方系カフェ、クリエイティブ系カフェ、学生系カフェぐらいになっています。工事現場のお兄さんが行くのはポテトフライやソーセージをうっている屋台であり、食堂兼カフェみたいなところがドイツで存在しません。
ドレーンさんは「蘭」の渋い雰囲気、店員の温かい歓迎を大変気に入っている様子:
「ねえ、ねえ、クララ!この店はもう一回行きたいけれども、見つけそうにないんだから、後で地図を描いてくれる?」
もちろん、地図は描きました。日本にいるうちにもう一回行けるといいですね。
喫茶 蘭東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル B1F KUNIGIWA内
営業時間 月~金 7:30~17:30、土・日・祝 不定休
TEL: 03-3211-7891
予算: 800-1000円程度
次はビックカメラで最先端の家電をみてまわります!
追伸: 「蘭」のスパゲッティナポリタンは今度もとても美味しかったですけど、今後のツアーでツアー客に和風パスタを食べさせたいんですね。できたら、イタリア人のツアー客!ノリ、タラコ、納豆、山菜、水菜、醤油の味付けのスパゲッティを食べさせて!うふふ・・・
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