まい泉はやはり有名ですね。ウォールペーパー・シティー・ガイドというガイドブックにも載っています。「Wallpaper*」という有名な英語圏のデザイン雑誌が、「PHAIDON出版」とコラボレーションして作っている世界の都会を紹介するガイドブックシリーズです。東京、京都、大阪をはじめ、80冊があります。来年にはさらに増えるそうです!
名所、ホテル、24時間しかないときに、見るべきもの、飲食店、建築物、買い物、スポーツ施設、都会から日帰り・一泊できる素敵な場所等々を紹介しています。で、そのTokyoの中には、もちろんまい泉が紹介されています。
「If you have a taste for tonkatsu, the delicious deep-fried pork cutlets that are unquestionably worth visitng Japan for, there is really only one place to visit. At Maisen queues form at all hours of the day, as people wait patiently to devour its set meals of pork tonkatsu, organic cabbage, pickles and rice (...).」
Wallpaper City Guide Tokyo 2008. Phaidon. Page 36.
なんと、「24時間しかないときに、見るべきもの」のランチとなっています!
中に入ると、やはり予約はしていないので、待ちのお客さんは15人ぐらいも窓際のベンチに座っていました。(やはりas people wait patientlyということになりますね。) 土曜日のお昼で仕方ありませんけれども、疲れてはいるから、しゃべりながら待っても悪くないです。マーギットさんは目の前にあるカウンター席をみて、「これしかないしかないなら、待つのは当然ですね。」とコメントしていますが、入り口にある階段を降りる人と裏から出てくる人を見て、「いや、でもカウンタ以外もあるみたいね。楽しみ!」とうきうきして待っています。
「あら、ココがデザイナー向けガイドブックの一押しなの?」と一瞬と惑いましたけれども、奥を案内されますと、その魅力は分かります。これは、銭湯を改修して使用されている部屋だそうです!(ですからまい泉なのかしら?店名の由来については、ホームページに何も載っていません…)
しかも、イームズの椅子!で座れます。建築オタクである私の父をここに案内しますと、それはきっと大喜び!カーティさんとマーギットさんはデザインと建築と縁がないけれども、美味しいものは誰でも楽しめます。また別のツアーでデザイナーとか案内することがあったら、もう一度、行きたいんですね。
座敷も一度行ってみたいですけど、今回は松葉杖で座敷にあがることはお店に嫌がれるであろうと思って、座席を選びました。
まい泉はデザインーだけではなく、「食わず嫌い」性質である外国人の方をつれて、受けると思います。なぜかといいますと、和食は嫌がれる方がいらっしゃるとしますね。内陸の国を母国とする方は「魚がいや」と言ったりする方はいます。(私がドイツで案内した日本の方も同じような経験しました: 朝に味噌汁がないと気を損ねて、高級料理店で椅子の上にあぐらをかいていました。日本でフォークとナイフと食べたがり、ファーストフードばかり食べる人と同じですね。)
とんかつは、おそらく欧州・北米ではシュニッツェルに似ていて、あまり違和感がないように思われます。しかも、まい泉のお肉はお箸で切れるぐらい柔らかく、マーギットさんはサクサクしている衣を切って、喜んでいます。「すごいね、これ!揚げ物なのに、かなり軽いですね。特に、胃にもたれると思わないね。和食は魚が多いと思ったのに!」
だからといって、まい泉が皆にウケると思いません。やはり注意したい方は:
※ イスラム教、ユダヤ教の方
※ ベジタリアン、ビーガンの方
※ 脂っこい物を嫌がる方
※ 旅行予算管理を厳しく維持している方
まい泉 青山本店東京都渋谷区神宮前4-8-5
TEL 03-3470-0071
営業時間 11:00~22:00(L.O)
ランチ営業、日曜営業
定休日 無休
とんかつが好きな方は、是非、下記のリンクをクリックください!
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