出ました!日本人の知らない日本語 IIをアマゾンで注文をしたら、19日発売と言うことだけれども、ほとんど毎日新刊を見に行っている乗り換え駅の本屋さんではすでに、昨日、17日に発売され、さっそく一冊を買いました。フィトネスクラブに行こうと思っていたけれども、スタバで読書と急遽予定変更!
読んで頂くと分かるかと思いますけれども、一応言っておきます。作者の蛇蔵(構成・漫画)も海野凪子(原案)も友達であって、クララというキャラクターもマンガに出ていて(そのクララって誰かしら?♪)このブログの宣伝までしてくれましたので、ここで書いているのは、まあ、偏りのない書評ではないですね。
一巻のの「日本人の知らない日本語」は2009年で85万部も売れましたので、多分、聞いたかと思いますけれども、日本語学校が舞台の漫画です。その主人公の海野先生は異文化と前面衝突の毎日を送っています。先生側も学生側、両方苦労をしています。
外国語を覚えることは、シーシュポスの岩ような作業です。ご存知だと思いますが、シーシュポスは神様に巨大な岩を山頂まで上げるように命じられていたけれども、山頂に届くと、岩はまた麓まで転がり落ちます。シーシュポスのその苦行は永遠に繰り返される。英語もドイツ語で「果てしない徒労」の例えとして使われています。
もちろん、どんなに言葉の勉強して、知らない表現が出てきたり、間違いはしたりしますけれども、覚えることは無駄ではありません。
例え、絶滅寸前のイディッシュ語や海外ドラマでしか存在しないクリンゴン語を覚えようとしても、外国語が分かる人には、新しい世界が開く。
母国語の新聞で書かれていない情報が手に入れる。海外旅行は楽になる。母国語は別の目で見るようになる。就職に有利。異なる思想・思考回路を組み込むようなる。異文化に触れられる、友達が増える等々と。言葉によって、恋人候補者の数も増えます。(ただし、絶滅寸前の言葉では難しいと思います…)
つまり、井の中の蛙(水槽の中の金魚)は大海の中の魚に変わります。
私も日本語が話せるようになって、友達が増えました。日本人だけではなく、今は日本語でしか話さないチェコ人、スロバキア人、アメリカ人、スウェーデン人の友達がいます。「なんで、外国人同士で日本語話すの?」と電車でじろじろとみられることはあるんですけれども、例えば、チェコ人の友達だと、私はチェコ語が話せない、友達はドイツ語が話せなく、そして英語が下手だと言っています。ですので、自然に日本語になってしまった。
ドイツに、チェコ人の友達がいなかったけれども、日本語が話せるようになったことで、チェコ人の友達が出来て、すばらしいチェコ映画の世界に案内されました。スロバキア人は日本語でブラティスラバを案内してくれた。アメリカ人には10年経っても年賀状を出しています。
同じドイツ語を母国語としているドイツ人やオーストリア人の友達とも、携帯メールは日本語になっています。(ドイツ語の予測変換がなくて、メールは日本語で打った方が早い。)
「日本人の知らない日本語2」の学生はとても面白く、仲良く日本語を覚えています。皆さん、是非、二巻を買って、ルイ君、ジャックさん、エレーンさん、スティーブさんとお友達になって下さい。
1Q84の1分、2部に負けたけれども、今年はどうでしょう?4月に1Q84はBook3が出るらしいですので、また蛇蔵・海野対村上の競争になりそうですけれども、、「日本人の知らない日本語 II」は村上春樹に買ってほしいですね♪
「日本人の知らない日本語」、一巻のレビューはここまで。
この本で、クララさんのブログを知りました。また時々、見に来ます。
投稿情報: こたれ | 2010/02/19 13:32
こたれさん、
コメントありがとうございました!
がんばって書きますので、宜しくお願い致します。
投稿情報: クララ | 2010/02/20 08:56
日本人の知らない日本語2でこのブログ知りました。
カテに「港区もある~」と思ったら北の方ですね^^;
私は海の方に住んでいます(虹の橋が近いほうです)。
ゆっくりと過去ログから読ませていただきます&新着記事を楽しみに読ませていただきますね^^
あ、日本人です。
投稿情報: Hoyat | 2010/02/21 03:58
こんにちは。はじめまして。
「日本人の知らない日本語・2」で紹介されていたので
訪問させていただきました。
とても楽しいブログですね! 時間を忘れて読みふけってしまいました。
私は地方在住で、ときどき仕事で東京に出張しますが
日本人である私にも、たいへん参考になりました。
中野ブロードウェーに行ってみたくなりました。
投稿情報: 木曽のあばら屋 | 2010/02/21 13:09
『日本人の知らない日本語』拝見して参りました。
僕は津軽三味線を習っています。
外国の方にも日本の伝統楽器の素晴らしさを知っていただけたらと思います。
三味線の皮は「犬の皮」ですが…
ブログも楽しく拝見してます!
素敵(^o^)♪
投稿情報: 生玉信治 | 2010/02/21 17:41
あ、書き忘れてました
申し遅れましたが、私は、都内で学生をしております
4月からは新宿で働く事が決まってます
以後、宜しくお願いします
ブログ、楽しみにしてます
投稿情報: こたれ | 2010/02/21 22:34
@ Hoyat そうですね、青山だって港区ですからね。この南の方でも案内しようか!
@ 木曽のあばら屋 中野ブロードウェーへ行かれるんですか?是非、行った後、ご意見を聞かせて下さいね♪
@ 生玉信治 へえ、津軽三味線!どこお住まいですか。青森県?首都圏かしら?是非、一度ツアーで誰か津軽三味線聞かせたいんですね。
@ こたれ お仕事がんばってください!新宿は楽しいところはたくさんありますから、仕事の後遊ぶことも忘れないでね!
投稿情報: Clara | 2010/02/22 23:44
びっくりしました!
クララちゃんも出てるのです!?
この本って日本人の私にも勉強になるの〜。
こないださらっと立ち読みしちゃったけど、
買っちゃおうかな!
追加ブログたのしみにしてまふ〜。
投稿情報: ぶみこ | 2010/03/02 21:24
この本から来ました。
昔、道場に合氣道を勉強しにきた留学生や
指圧の勉強をしに来たスペイン人が居たので懐かしく思って本を買いました。
他にも新宿で出会った高層ビルが凄いと言っていたスイス人。
(他に余り興味を示さなかったですが新宿NSビルの時計はガイドに載ってなくて感動していました)
後、友達の会社に研修に来ていて羊羹をとても氣に入ったインド人
(豆は食材として馴染みがあり、とても甘いのが素敵だそうです)
皆さん漫画が好きでコミックマーケットを案内した時は結構興奮していました。
国によって本当に好みとかも変わりますので面白いですよね
投稿情報: ねぎ | 2010/03/06 15:30