日本人の知らない日本語を読んで、このブログを読んできている方が急増して、大変嬉しく思っております。
これからよろしくお願いします。
是非皆さん、コメントして下さい!フィードバックがあると、皆様が読みたい、もっと面白いブログになりますからね♪がんばって書き続けています! m(__)m
著者の蛇蔵さんと海野先生は友達であることはとうにばれていますね。友達だから宣伝しているのでなくても、ホントウに素晴らしくて面白い本だと思っているからですよ♪
「日本人の知らない日本語」に出ている「畳化」という言葉は今、ツイッターでかなりつぶやかされていますね。確かに面白い。
その「畳化」はフランス語の表現であっても、それは在日フランス語(圏?)出身の方に限って使用されている言葉だと思います。パリのスーパーのレジのお姉さんに聞いても、分からないでしょう。この畳化なんですけど、私も随分前から使っている表現です。それだけじゃなくて、畳化の絵日記までつけていますよ (笑)
はじめてその言葉を聞いたのは、(日本人の)元彼からでした: 「クララちゃんの畳化は進んでいますね」と笑われました。そして、シャネルジャポン社長コラス氏の本(「午前4時、東京で会いますか?―パリ・東京往復書簡」)にも出て、フランソワーズ・モレシャンの「ラ・ガイジン」にも出ました。
こうした自分の文化を否定して日本式に生活するタタミゼ(タタミ化された人々)と呼ばれる西洋人は賛成するかもしれない。
ふつうの外国人とは反対に、彼らは畳の部屋に布団を敷いて着物で暮らしていた。しかし、彼らとも私は意見を分かち合うことはできなかった。日本料理を一緒に味わったり、寺院の美しさを筆舌につくしがたい日本庭園の魅力に興奮することはできても、他の文化とに比較はできなかった。漆器とセーブル製の花瓶、西洋文化と東洋文化。彼れにとってはどちらがよいかであった。私にはどちらでもよいのである。(第3刷発行、53ページ)
Confessions d'un ancien « tatamisé »というタイトルでコラス氏についてのフランス語の記事もあります。
フランス人の友達に聞いていたら、Je me suis fais tatamiséeとか、言えます。
それから、私も在日ドイツ語圏出身の友達(ドイツ人、オーストリア人)同士でtatamisiertという表現を使います。例えば、携帯電話で話しながらお辞儀(→いわゆる『電辞儀』)をする時に、「Du bist soooo tatamisiert!」(あなたなんて畳化が進んでいるんだ!)と言い合います(笑)
「日本人の知らない日本語」に書いてある通り、私の絵は漫画チックになりました(なったそうです)。
昔描いた絵はやはり、なんとなく、自分が読んだ本のイラスト、またはコミックに似ていたと思います。ですから、好きなコミックアーティストのカッツ&ゴルト(独)、ロジェ・ルルー(ベルギー)、エルジェ(フランス)は、リンクをご覧の通り、漫画とは絵が違いますね。(ああでも、彼らは高校に入ってからは読みましたね)
14歳から、一番好きだったコミックのヨーコ・ツノ(そうそう、主人公は日本人女性の設定)とタンタンの鼻は小さいのだけれども・・・一度、日本の子供とヨーロッパの子供が書いた自画像を比較しますと、漫画の影響が見えますね。一度そういう展覧会、ドイツ文化センターとかやれば面白いですね…
日本人の友達にその絵日記を見せたところ、「日本の絵に似ているけれども、なんだか違うね。」と言われ、ドイツ人の友達が「ふ~む。微妙な絵だね、漫画読みすぎだと思うよ。うちの(日本の小学校の5年生の)娘に似ているわ」と突っ込まれた。中間のものらしいですね。
とにかく、これからその絵をスキャンして、披露したいと思いますので、よろしくお願いします!(まずはスキャンナーを手に入れないといけないけど…)追伸: 日本人がフランス、アメリカ、ドイツ、イタリアに長年住んで、現地の人に似てくると、何と言うのかな?
バゲット化?ハンバーグ化?ソーセージ化?スパゲッティ化?
ああ、食べ物ばっかり!
これから、畳化絵日記を公開します!乞うご期待♪
例にもれず、「日本人の知らない日本語2」からお邪魔させて頂きました。
以前、職場にアメリカ人の職員がいたことがあり、ある日の昼食時、アルバイトの学生に箸の持ち方がおかしい、と指摘をしておりました。
もはやここまでくると、その辺の日本人よりしっかりしていますね。
投稿情報: まっちゃん | 2010/02/25 12:14
同じ日本人でも、東西南北で随分違いますよ
ちなみに、私は日本人ですが、田舎出身の友達の実家に遊びに行ったら、東京の人が珍しいらしく、ほとんど外国人のような感じだったようです
( ̄▽ ̄;)
投稿情報: こたれ | 2010/02/25 17:17
>日本人がフランス、アメリカ、ドイツ、イタリアに長年住んで、現地の人に似てくると
ひとくくりに「西洋かぶれ」です。みもふたもないですが・・・
例えば未成年がどこから帰ってこようと「帰国子女」なんで「帰国子女は英語がしゃべれる」となるそうで、その辺りは「外国人だ!英語でしゃべらなきゃ!」と言う感覚と同じと言えます。
日本人って特殊なのかな?と思わざるをえませんが・・・でも「日本化=畳化」って日本人以上に日本知ってるのかと:)
実際、畳って日本独自のものです、でも日本人はその意識はないのでその事からも「日本化=畳化」って日本人以上に日本知ってる人じゃなきゃそもそも出ないかと:)
もっとも畳は地方によって大きさ違うし、時代によっても大きさ違うし・・・そんな細かい事言っちゃぁいけないな:)
「ヨーコ・ツノ」のリンク先見たら「ベトナム人?」って思っちゃいました・・・
籠みたいな麦藁帽子(?)なので・・・
投稿情報: Hoyat | 2010/02/26 03:19
はじめまして。
「日本人の知らない日本語1、2」を読んでこちらにお邪魔しました。
おなかを抱えて笑ったり、なるほどと感嘆したりと久しぶりに楽しめる本に
出会えたと思いました。
日本人でアメリカ生活が長く現地に溶け込むことをよく、「アメリカナイズ」と
言いますが、ドイツに長く住んで溶け込むことは何と表現するのかまだ答えが見
いだせません。
また、本ブログで中々僕らが行けない、気づいていない東京の観光スポット等を
紹介されているので、読むのがすごく楽しみです。
もし美味しいドイツパン屋さん見つけたら載せてくださいね。
投稿情報: KENCHAN | 2010/02/26 23:14
@ Hoyat 麦藁帽子をかぶっても、作者はベトナム・中国・日本と全部同じようなものを思って、描いてませんよ。ヨーコはただ、すごい女です。
合気道、空手、柔道、弓道の凄腕の上に、私が覚えている限り、日本語、フランス語、北京語、英語、ドイツ語、インドネシア語が流暢に話せて、スキューバダイビングも出来ます。ヘリの操縦することももちろん出来ます。仕事は電子工学の技術者だそうです。世界中を飛び待っている。ヨーコは当然ベルギーに住んでけれども、ベルギー、香港、ドイツ、宇宙が舞台の本もあります。
···もしかすると、最新作の舞台はベトナムなんじゃないかな?ドイツの民族衣装を着ている本もありますよ。それは舞台がローテンブルクである「La frontière de la vie」だったかな?(私の一番気に入りだった。)
とにかく、こんなスゴい女だから、私も子供の時に惹かれたに違いありません。電子工学者にはないってなく、武道もだめですけど、何ヶ国語は話せます♪
@ KENCHAN 面白いスポットを紹介するように頑張って書きます!宜しくお願いします!
投稿情報: クララ | 2010/02/27 06:40
はじめまして!
とても楽しく拝見しました。是非是非これからもお邪魔させていただきます。
今日は、アメリカから来ている仕事仲間を東京観光させようとしていますが、
生憎の雨天で困っていたところ、こちらのサイトを見つけました。
私もまだ行ってないので、東京ミッドタウンに行きたいと思います。
少人数であれば日本的な所ばかり案内しても良いのですが、今日はいろいろな人が
参加するので、無難であまり疲れないようなツアーにしたかったんです。
とても助かりました。ありがとうございました!
投稿情報: ayumi | 2010/02/27 07:54
@ ayumi
ツアーはアメリカの方にウケたかどうか、是非後ほどに教えて下さいね!
ミッドタウンはお店は少し高級で、買い物は難しそうにみえるけれども、お土産は意外と替えるところですよ。
楽しんでください!
投稿情報: Clara | 2010/02/27 09:04
はじめまして。
アメリカ西海岸在住の日本人です。アメリカ人の夫と去年日本へ里帰りした時、夫は初めての日本だったので日本の印象を良くしたいという思いと、”これが本当の日本だ!”(アメリカで勘違いされた日本のものがたくさんあるので。)というのを知ってもらいたいと思って東京近郊を案内しました。でも、どんなものを彼が見たいのかを考えるのは難しかったです。
クララさんのブログを読んでいると外国人がどんなものに興味があるのか参考になります。次回夫と里帰りする時に参考にしたいと思います。
ところで、日本人がアメリカに長年住んでいて現地の人に似て来た人のことだけを言うわけではないですが、アメリカで”Yellow Banana”という言い方があります。見た目はアジア人なのに、中身がアメリカ人の人のことを言います。もうお分かりだと思いますが、”バナナの黄色い皮=アジア人の肌の色。”でもって、”バナナの中身は白=考え方や行動がアメリカ人(白人)”ってことらしいです。
投稿情報: Account Deleted | 2010/05/07 10:09
はじめまして、クララ様。
ラジオ文化放送「くにまるジャパン」のスタッフです。クララ様のブログを拝見して
原発のエッセーなどで興味をもちました。
当番組では「デイトライン東京」と題し、毎週水曜日(午前10時5分~25分)で
おひとりの外国人ジャーナリストや作家をゲストに迎えて、お話を伺っています。
つきましては、クララさんの視点で日本やドイツ、ヨーロッパのお話をしていただけないでしょうか。
詳細をお伝えしたいのでご連絡いただけましでしょうか。
よろしくお願いします。
投稿情報: 峯一雄 | 2011/06/13 13:48
はじめまして!!
日本人の知らない日本語2読んできました
外国の方が見る日本が面白いです。
投稿情報: jiro | 2011/08/20 23:14