今年の二月に、「自分の畳化について書きますよ」と約束しましたけれども、なかなか絵を描いて、それをスキャンはしていなかったです。
お待たせいたしました。本日ようやく絵を含めてエントリーを載せることが出来ました。
ドイツの家族にも不思議がられる畳化の一つは、いわゆる「電辞儀」をしています。
おそらく、ご自分でも電辞儀していると思います。
電辞儀は私の友達のBさんに教えてもらった用語で、「電話で話しながら、お辞儀をする」ということです。
日本語能力のレベルにはよるのですけれども、日本語が上手になるに連れて、電辞儀が発達します。
子供の時には、祖母やピアノの先生でさえ、電話することはいやで仕方なかったですけれども、今は億劫ではありません。
母国語でさえ電話を怖がる大人がいます。
そして、電話で外国語を話すのは、ご存知の通り、簡単ではありません。
面と向かって話しますと、まだ、相手の表情、手振り、身振りが見えて、喜んでいるかどうか、怒っているかどうかなどなどが分かりますけれども、電話でさほど簡単に分かりません。聴解力のみに頼り、話すことになりますので、外国語での電話は簡単ではありません。
従って、電辞儀をする人はもう、畳化がはじまっていますね。ちなみに、私がはじめて、「電話でもお辞儀をするんだ!」とオーストリア人の友達に指摘されたのは、10年前のことです。
皆様も、電辞儀されていますか。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。