ツアー客、ラヴィさんの紹介へ
最初はおみくじを引きます。
ドイツはちなみに、宗教税といったことがあります。知っている限り、それは、デンマーク、オーストリアとドイツしか存在しない税であります。以前にも書きましたが、どういったことかといいますと、教会は会員制になっております。会員である方はしかし、会費を払わないといけなく、それはなぜかドイツ国家が納めるんですね。
そのお金で、教会が経営している私立学校の援助 (そうそう、私立でも、学費ゼロ)、老人ホーム、幼稚園、教会(建物自体)等々と数え切れない場所に使われています。
日本では、もちろんお寺にお金をあげたりするけど、信じてもないのに、お金を渡すことには個人的には抵抗感があります。しかし、文化財・建物の維持は大変そうなので、訪れる寺社はかならずしもおみくじを買うことにしています。少し、お金をあげるけど、少しくれるとちょうどいいディールだと思っています。(笑)
もちろん、ラヴィさんにもおみくじをすすめします。
注意: 信仰が厚い方には「偶像崇拝となりますから」と「変なまじないだから」とおみくじを嫌がる方もいらっしゃいます。(ホントウ、そう言われたことがありますよ!)
ですので、「引きましょう!」と無理やりすすめるよりは、おみく じのことを説明してから、「どうですか。一緒に引きますか。」と聞いた方が良いかもしれません。
ラヴィさんは特にそういう宗教観を持ってないそうで、一枚ずつを引きます。
そして、もちろん、御神籤とは何なのか、英語で説明します。
In shrines and temples all over Japan you will find papers attached to trees, twigs or special stands - these are called Omikuji.
An Omikuji is a piece of paper with statements about your future. It helps people make decisions and/ or determines the outcome of future plans, for example whether you will find a good husband, whether you will give birth to a healthy baby, whether your business will thrive etc.
Drawing an omikuji is very easy- in shrines and temples you will find a small box with lots of sticks in it - after paying 100-200Yen (usually 100Yen) you shake it and take out just one stick and check the number - show it to the shrine maiden (miko) who will then hand you a piece of paper.
Also, depending on the temple/shrine you might have to take the paper yourself, opening the drawer with the number matching your stick's number.
Or you might draw a folded piece of paper from a wooden box.
On the omikuji you will find a big Chinese character letter reading either
大吉 (very lucky)・吉 (lucky)・中吉 (could be better)・小吉 (not so lucky)・凶 (bad luck)
The ratio of these categories differ from temple to temple and shrine to shrine, but the majority is "lucky" or "very lucky":
What is written on the piece of paper depends on the temple/shrine, but roughly there are the following categories:Wish, person you wait for, things you've lost, travel, trade, scholarship, love, marriage, moving house, childbirth.
Some omikuji do not have anything of the above on them (for example Meiji Jingu Shrine, the omikuji there are poems written by the Meiji Tenno) and some are only coined on one - such as love/ marriage.
In principle you can take any paper home, but in practice if your fortune is good, you have the option to take it home or attach the paper to a tree on the temple/shrine precincts to advert the bad luck.
まあ、簡単にいうと、こういう感じです:
筒状の箱を振って、小さな穴から一本の棒を出します。その棒には、番号が記載され、その番号を巫女さんに伝えたり、目の前の引き出しで探したりしま す。箱から一枚の紙を引く場合もあれば、自動販売機でコインを投入してもらう場合もあります。漢字が書かれている場合が多く、非漢字圏の方には大変かもし れません。
頂く紙片には運勢が書かれており、多く、大吉・吉・中吉・小吉・凶と分かれています。寺社によって、吉凶の割合が異なっています。そして、書かれてある内容も異なりますが、だいたいこういったカテゴリーがあります。
願事、待人、失せ物、旅、商売、学問 、恋愛 、縁談、転居、出産
運勢のことがまったく書いていない明治神宮もあれば(明治天皇謹製の御歌が載っています)、恋愛のことのみ書いてある東京大神宮もあります。運勢の良くないおみくじは境内の木の枝、又はそれようのスタンドに結びます。
ちなみに、「願(がん)をかけた日から、願い事が成就するまでが有効期間」とはご存知でしたか。知らなかった。まあ、おみくじはお守りや厄除けのお札にはならないから、当り前だけどね・・・
ラヴィさんもはじめてのおみくじでいきなり大吉を引きました! Your family business will be really prosperousという文章を見て、「ええっ?家業もおいおい栄えるでしょうって?僕、普通の会社員だけど、家業なんてありませんよ。どういう意味?」と聞かれます。
「まあ、おら、全部当てはまることではないですよね。例えば、「安産」なんて書いてあるおみくじがあるけど、男性の貴方には子供が産める訳ではないから、自分が気になるところだけをみます。縁談とか、失せ物とかね。
という答えでいいのかなと思いながら、ラヴィさんは納得している様子でほっとしています。
ちなみに、都内に英語の御神籤が引ける寺社は、調べた限り
※ 浅草寺※ 明治神宮 (ただし、明治天皇の御歌で少しがっかりするかもしれません・・・)
※ 増上寺
※ 日枝神社
※ 東京大神宮
※ 赤坂の久國神社
大きな寺社、全部対訳版はありますね。嬉しい。今度行ってみますから、報告しますね。
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"ドイツはちなみに、宗教税といったことがあります。"
は、
"ちなみに、ドイツには宗教税というものがあります。"
のほうが、紹介するニュアンスがよく出ると思います。
"ちなみに"の位置は、文頭に置くのが普通なので、
特別な理由のない限り初めに使うのが効果的と思います。
"会員である方はしかし"も
"しかし(でも)会員である人は"ぐらいがいいんじゃないでしょうかww
面白かったです。勉強になりました。
投稿情報: 薄型Student♂ | 2010/07/23 00:29