ツアー客、ゲーザさんの紹介へ
美人姉妹はツアーの当日、5時から、港区でのバースデーバーティーに誘われているため、軽く食べてから、解散する約束でした。
私が新宿に行くときは・・・そうですね、だいたい決まったところ: 紀伊国屋書店、ジュンク堂、映画館(Wald, Picadilly, 武蔵野館?)だけですが・・・ (そうそう、落語にはまっているのに、末広亭は行ったことがないんですよ、実は。誰か誘ってください♪)
で、特に映画館だけで新宿によったり、ニーナちゃんのところに顔を出したりする前後は、よく無印良品の地下にあるムジミールで食べます。3、4品ぐらいの惣菜にパンや白米・雑穀米、合計1000円ぐらいで食べられて、Meal MUJIはとてもおいしいんですよ。旬の野菜を使って、季節で選べられる惣菜も変わります。
行列があっても、長く並ぶことはなく、すぐに座れます。(確かに一人が多いけれども、2-3人で行った時も長く待たされた記憶はありません。)
外国人(=非日本語圏)はここで(新大久保周辺在住(?)の韓国人以外)あまり見たことはないけれども、この間、行列の前にかわいいゲイのカップル(アメリカ人かな?)が並んでいて、問題なく注文することができました。何せよ、ここはメニューが要らなく、ケースで食べ物が見えて、指差すことだけで注文できます。
最初は何品プレートなのかを指でみせればいいだけ。
例のゲイカップルも「全部おいしそうで、決められないね」と迷っていたら、私は(行列で隣にもなっていたから)、Do you need any help?と聞いて、What is this? と春雨サラダを指差されました。
春雨はと、一番簡単に説明すると、vermicelli noodlesですね。ですので、春雨サラダはvermicelli noodles saladと説明しました。そこで、Meal MUJIのスタッフが「ヌードル?違うと思うけどなぁ」と私に聞こえない(つもりで?)つぶやいていました。(それでも聞こえましたよ。)
noodleとは、「アジア料理細で使用される長い麺」と使われる単語で、vermicelliは「最も細い棒状の麺・パスタ」ですから、その説明で大丈夫だと思いますけどね・・・ もっと正確に言うと、a salad with Japanese-style vermicelli noodlesかな (笑)
しかし、ドイツのことわざで言うと、「農民は自分の知らぬ食べ物に手を出さない」というのがありますけれども、ここに「何これ?」と見たことがない食べ物が気になることばかりの人を連れて行くと、大変かもしれません。ゲーザも少し戸惑い、「これは何?あれは?で、あれ?」と色々聞いていて、私とお姉さんの食に関する専門用語が限界に達していました。
少し、Meal MUJIで出てきそうな単語を一覧してみましたので、どうぞよかったら、外国人のお友達を連れて、説明してみてください。
春雨 vermicelli noodles
空揚げ deep-fried chicken
山芋 Japanese mountain yam
さつま芋 sweet potato
肉じゃが nikujaga (meat, potatoes and onion stewed in sweetened soy sauce)
大豆 soybean
ヒジキ hijiki (a type of algae)
鰯 sardine
ゴボウ burdock root
豆乳 soy milk
さっぱりサラダ light salad
ゴーヤチャンプルー bitter melon & tofu stir-fry
江戸菜 "Edona" - a type of mustard green
まあ、訳せないものもありますね。
皆様、コールラビ、ブラックベリー、レッドカラントもピンとこないでしょう?(「コールラビ」だってパソコンの文字変換機能も知らない単語です・・・)
まあ、食べ物はそういうもんですね。食べ物は文化の境を越えると、訳に難くなりますね。
昔の日本語訳の「不思議な国のアリス」もクッキーではなくて、団子を食べた話は聞いています。
マリーアントワネットの有名な「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」となっています。英語で、「Let them eat cake」、ドイツ語で、「Dann sollen sie doch Kuchen essen」つまり、「ケーキ」となっています。原文を見ますと、「Qu'ils mangent de la brioche」→ブリオッシュですね。
色々訳せなくても、たいしてアレルギーがなければ、とにかく頼めばいいと思います。
ゲーザは色々悩んでいるところで、(けして目の前に知らぬ食べ物に手を出さない農民ではありませんが)お姉さんが「野菜ですよ。おいしい国産の野菜」と助言します。二人で合わせて8品を頼んで、全部分けます。
なるほど、そういう手もありますね。仲良し姉妹♪
全部おいしそうですからね!
ちなみに、コールラービ、ブラックベリー、レッドカラントは私の大好物です。
レッドカラントは部屋で植木鉢で育てています。もうすぐ収穫期!
Cafe&MealMUJI新宿
新宿区新宿3−15−15 新宿ピカデリーB1F
TEL 03-5367-2726
営業時間:11:00~21:00
追伸: Meal MUJIは子供とベジタリアンにもとてもやさしい店です。是非行ってみて下さい。
ドイツ人が落語を聴くのか・・・びっくり。末広亭は深夜寄席が良いですよ。500円で若い観客も多いです。でも、オススメは池袋かな?あと、御徒町にある落語協会で聞くのも面白いです。
投稿情報: rakugo | 2010/07/25 23:30
そうそう、聴きますよ。昨日も独演会に行きました♪
「外国人と落語」という記事と、「落語が胎児に良い」という散歩ツアーエントリーも買いましたので、ご一読いただければ幸いです♪
おすすめな噺家、是非教えて下さい♪
投稿情報: Clara | 2010/07/26 00:05
うわ~、返事が来た!嬉しいね。オススメの落語家は何人かいます。三遊亭円歌の「中沢家のひとびと」や、川柳川柳の「ガーコン」。三遊亭金馬の落語も上品な感じがして良いです。この噺は絶対、聴くべき!というのは「あたま山」。江戸時代のSFのようです。鈴々舎馬桜(れいれいしゃばおう)の演じる「あたま山」は、一度、見ると良いですよ! でも、最近は、活弁にはまっています。活弁士はご存知ですか?外国には無い芸だと思います。
投稿情報: rakugo | 2010/07/26 19:32
オススメの落語家に「柳家喬太郎」さんも入れておきましょう。喬太郎さんの師匠の「柳家さん喬」も、何かが乗り移っているようで凄い。活弁士なら、澤登翠(さわとみどり)さんのHPを見てください。
投稿情報: rakugo | 2010/07/26 19:52
三遊亭円歌の「中沢家のひとびと」と川柳川柳の「ガーコン」は知っています。「中沢家の人々」はCDで聴いて、「ガーコン」は鈴々舎わか馬さんのは見たことあります♪いいですよね。
柳家喬太郎ももちろん知っています。一ヶ月後の切符があって、楽しみにしています。
三遊亭金馬はCDありますけれども、まだ聴いていません。
まだ色々分かりません… m(__)m
活弁とは活動弁士のことですか?海外にあるのかね?調べてみます。
共産主義の国には昔全訳の同時通訳(音読?)をする方がいたようです…違う仕事ですけどね、友達の話によると、読み上げただけで、感情入れていません。
投稿情報: Clara | 2010/07/26 20:23
お返事ありがとうございました。これからもブログを楽しみにしています。
投稿情報: rakugo | 2010/07/27 23:12