クララの畳化シリーズ: お花の配達は違法?
畳化シリーズ
私の、畳化がどれぐらい深刻なのかは、先日母の誕生日にお花を注文しようと思っていた時に、あらためて痛感いたしました。
今までは、母、叔母、祖母の誕生日にはfleuropというドイツの花キューピッドを使っていましたけれども、注文しようと思っていたら、こんなメッセージが:
寧な訳ではなくて、ごめんなさい。感情が高ぶっている意訳でございます)
はっ?
なに、このサービス砂漠!
「もうドイツ最悪、なんで日曜日にお花の配達しない?おじいさんおばあさん、65年前にもう少し計画性を持って子供生めばよかったってこと?」 とベルリン在住のドイツ人友達にチャットで文句を言ってたら、
「当たり前、法律だから。」
「法律?つまり、日曜日の花の配達が違法?いくらなんでも、それはないでしょう?」
「違法じゃないけど、『閉店法』って覚えているよね?」
「ああ、あったね。平日の夜、そして土日の営業を管理する法律だね。でも、花の配達? 日曜日に誕生日の確率は一応、1:7だけど?念のために行っておく。」
「(苦笑)店の人も休みたいでしょう。」
「休んだって、日曜日は学生のアルバイトを入れれば、お金が入るし、お客様はお花が買える、皆幸せなんじゃないの?」
「まあ、緩和の動きもあるけど」
「日曜日は買い物したいよ!」
「オレは皆休めて、家族も家族で出かけられるから、そののんびりが良いと思うよ。昔、おまえももっと左派だったよね。」
「はっ?左派って?関係ないよ、それ!」
「だから、労働者の権利を守る側にいた。」
ドイツで日曜日はガソリンスタンド・美術館・博物館・映画館や飲食店しか開いていないので、どこかぶらぶら散歩して、美術館入って、レストランで食べてから、家に帰ってダラダラします。もちろんそういうのんびりした日曜日もとても良いです。
家族がいらっしゃる方は働く可能性が低く、家族で過ごす時間が増えます。
ふ~む。
どっちがいいんだろう。
畳化シリーズ
私の、畳化がどれぐらい深刻なのかは、先日母の誕生日にお花を注文しようと思っていた時に、あらためて痛感いたしました。
今までは、母、叔母、祖母の誕生日にはfleuropというドイツの花キューピッドを使っていましたけれども、注文しようと思っていたら、こんなメッセージが:
Sie möchten Ihren Fleurop-Gruß an einem Sonntag überbringen lassen? Bitte rufen Sie uns an: 0180-4 11 42 11 (20 Cent/Anruf aus dem deutschen Festnetz). Gern klären wir für Sie, ob ein Fleurop-Florist vor Ort lieferbereit ist.つまり、
「ご希望配達日が日曜日になっているですか。最寄りの花屋に関しましては、0180-4 11 42 11までおかけください。ただし、おかけになる電話番号はドイツ国内のみに限られ、通話料は一分あたり20円と請求させていただきます。」と(丁
はっ?
なに、このサービス砂漠!
「もうドイツ最悪、なんで日曜日にお花の配達しない?おじいさんおばあさん、65年前にもう少し計画性を持って子供生めばよかったってこと?」 とベルリン在住のドイツ人友達にチャットで文句を言ってたら、
「当たり前、法律だから。」
「法律?つまり、日曜日の花の配達が違法?いくらなんでも、それはないでしょう?」
「違法じゃないけど、『閉店法』って覚えているよね?」
「ああ、あったね。平日の夜、そして土日の営業を管理する法律だね。でも、花の配達? 日曜日に誕生日の確率は一応、1:7だけど?念のために行っておく。」
「(苦笑)店の人も休みたいでしょう。」
「休んだって、日曜日は学生のアルバイトを入れれば、お金が入るし、お客様はお花が買える、皆幸せなんじゃないの?」
「まあ、緩和の動きもあるけど」
「日曜日は買い物したいよ!」
「オレは皆休めて、家族も家族で出かけられるから、そののんびりが良いと思うよ。昔、おまえももっと左派だったよね。」
「はっ?左派って?関係ないよ、それ!」
「だから、労働者の権利を守る側にいた。」
「日曜日働いても守れると思うけどね・・・ 資本主義、共産主義なんて説教しないで、アンタも随分物質や金銭の充足を注視しているんだからね。ipadだって買ったんでしょう? 」
という独逸風喧嘩でした。(いや、その友達とのけんか、いつもそう。ドイツ人は皆こんな喧嘩しませんよ。)
結局はいつものfleuropをやめて、エダちゃんががつぶやいてくれたblume2000というサービスにしました。日曜日でも配達!素晴らしいドイツ!エダちゃん、ありがとう!
この日に実感していた畳化はつまり、「日曜日のお出掛けで、買い物はその当たり前の一部と考えるようになった」ことでした。ドイツで日曜日はガソリンスタンド・美術館・博物館・映画館や飲食店しか開いていないので、どこかぶらぶら散歩して、美術館入って、レストランで食べてから、家に帰ってダラダラします。もちろんそういうのんびりした日曜日もとても良いです。
家族がいらっしゃる方は働く可能性が低く、家族で過ごす時間が増えます。
ふ~む。
どっちがいいんだろう。
子供も、その子供の父親になり得る方(潜在父親というんですかね?)もいないので、分かりません。
ご意見を聞かせて下さい。
こんにちは。始めてコメントします。
以前ドイツに3週間ほど出張したときに、閉店法には大変こまりました。
会社もそんなにお金を出してくれるわけではないので、晩御飯を毎日レストランというわけには行かず、しかし会社の仕事も夜7:00ごろまで。
当然のように食料品店は閉まっていますよね。
日本だったら、スーパーマーケットで日曜日にたくさん食糧を買っておけばなんとかなるのに、
と思っていても何も買えずに、結局ホテルのバーで無理やりパンを出してもらったりしておりました。
貧乏サラリーマンにはつらかったです。
投稿情報: yatchy | 2010/09/11 16:42