ツアーの客、クリスティーナさんの紹介
最近、まわりにベジタリアンが増えたような気がします。
最初に案内したベジタリアンはニーナちゃん。それから、インド人のラヴィさんももちろんベジタリアンである。今回案
内するクリスティーナさんも数ヶ月前にベジタリアンになる決心をして、クリスティーナさんの次に案内する「若旦那」も中学生の時からベジタリアンです。
ブログも「ベジタリアン 外国人 接待」というような検索項目で数多くあたっているから、ブログの知名度を上げるためには悪くはないんですね。とりあえず、「ベジタリアン」というカテゴリーも追加しました。
クリスティーナさんは昔から「和」が好きで、日本でも一番好きな町は宇治だといっています。抹茶、煎茶、豆腐が大好きだそうです。そして、ベジタリアンである。そういうこともあって、はやく、豆腐料理店に決まりました。
どういった豆腐料理かと言いますと、老舗、名店の「笹乃雪」を選びました。
その場所はなんと、鶯谷です。
そうそう、この江戸時代から存在しているこの店は、鶯谷の一角にありますよ。
鶯谷のイメージは、まあ、言うまでもないのですが、ラブホテル、風俗店のイメージが強いです。（都築響一の「天国は水割りの味がする~東京スナック魅酒乱~」出版記念トークでは、面白いスナックがあると聞いていましたけれども･･･）何があっても、鶯谷には約315年も前から伝統を受け継ぐ老舗があるとまず思いません。まあ、300年前には鴬谷はラブホテル街より鴬で有名だったでしょう。
日暮里から歩き出すと、まあ、きれいでもない都会の風景が広がります。電柱、自動車、看板、自動車、歩道橋、電柱、看板･･･
実は開店時間の少し前に着いていたんですから、昼間に人っ子一人もいないラブホテル街を通って、少し遠回りします。
「ねえ、クララ、本当に「和」散歩のつもりなの？『景観令が欲しい』散歩、『都市計画散歩』の方が近いんじゃないかな」
とからかわれている瞬間に曲がって、そこに笹乃雪があります。
玄関に立つ方はとても親切にPlease take of your shoesと英語でお願いして、靴を下駄箱に入れます。こんな場所にあっても、さすがに老舗であって、外国人観光客に対応しています。
席に案内され、そこもすぐに英語のメニュー出されます！
すでにインターネットでみましたコースメニューがあったので、すぐさま、それを頼みます。
朝顔 御膳
生盛膾（いけもりなます） （白酢和え）
笹之雪 冷や奴
胡麻豆富 （自家製柚子味噌）
絹揚
雲水 （湯葉巻き 豆乳蒸し）
うずみ豆富
豆富アイスクリーム
ちなみに、正岡子規も、朝顔御膳を食べたみたいですよ。
「蕣に朝商ひす笹の雪」 （あさがおに あさあきなひす ささのゆき）という俳句が残っていますよ。
「いや、とても静かでいいですね、とクリスティーナーが窓から見える小さな滝を眺めています。「どうやって、クララちゃんがこんな都会で、こんなレストランをみつかるのは、今でも解りません。友達でもグルメは沢山いるけど、ただ、評判でつれてもらうんですね。評判があっても、味がまーまーの店は多いですね。」と言われて困ります。
情報収集ですかね？最近、twitterで面白い情報を色々ゲットしました。twitterのおかげですかね？とにかく、自分も美味しいものは好きですから？
以前に紹介しました「うかい」ももちろん、ベジタリアンの接待で使えますけれども、「笹乃雪」も素晴らしかったです。コースは相席なら2000円から、個室は4500円からで、なかなか良いです。是非食べてみて下さい♪ ベジタリアンではなくても！
笹乃雪
東京都台東区根岸2-15-10
TEL 03-3873-1145
営業時間 11:30～21:15（L.O）
定休日: 月曜日（祝日の場合は翌日）
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