そして、移動する前には、はやい夕飯を食べないと!
いくらお昼は450gの中華を食べて、その後に200年以上もの伝統のある老舗で餅を食べても・・・ 落語会が終わるまで食べないと倒れてしまう!
前から好きな蕎麦屋さん「長屋茶房 天真庵」は、押上駅から徒歩10分にある。名前の通り、この蕎麦屋があるのは、落語によく登場する長屋です。落語散歩に最適でしょう?江戸時代に建てられた長屋ではないけれども、なんと、築60年以上ですよ。
小ぢんまりとしている店に座ると、まず、私が店を知って経緯を説明する:「Aちゃんって、ドイツ人の友達が、この近所の長屋(!)に住んでたんでね、その時に、もう一年以上前かな? 連れてもらった。それから、何回も来た。」
「雰囲気はいいね…」
「でしょう!それでね、ここのメインはもちろん蕎麦だけど・・・ あの・・・ なんといえばいいのか・・・ 蕎麦はもちろんとてもおいしい。けどね、珈琲もチーズケーキも大変おいしいから、わたしはたいてい、蕎麦→チーズケーキ&珈
琲というコースを頼むよ。」
「はっ?なにそれ?蕎麦にチーズケーキ?」
「そうそう、変な和洋折衷でしょう?!でもおいしいから・・・ 頼もうよ!」
とさっそく、実行に移す。
美味しいそばを頂いて、さらに喫茶を論じ続く。
日本の喫茶店では、例えば、私の好きな笹塚の「ぽえむ」や「南蛮茶館」では、労を厭わず、時間をかけて、お客様一人一人のコーヒーを入れます。コーヒー豆を自分で炒るまでですよ!
ウィーンではメランジェ(ドイツ人はdie Melangeと言いがちだけど、der Melangeだよ!)、大体同じ味がして、感動するような飲食体験という訳ではない。
そこで、日本に住んで、コーヒーをブラックで飲むようになった。なぜなら、砂糖を入れすぎて、作りそこなって、もったいない。日本に来て、はじめて、珈琲の味が解った様な気がする。
そ れと、カフェや喫茶にはアットホームな雰囲気がある。日本人は自分の生活範囲を部屋だけではなく、街全体に広がるからでしょう。6畳の部屋よりは、エクセル シオールで勉強したり、打ち合わせをしたり、コンピューターでブログを更新したりしますよね。だから、喫茶店やカフェの雰囲気がいいと思い ます。
それから、ヨーロッパのスタバのパサパサしているサンドやとろりと甘いブラウニーより、日本の喫茶の軽食は何倍もおいしい!
でも、やはり、日本のカフェが良い♪ 天真庵も毎朝焙煎して、丁寧に珈琲を淹れるんですから、その心は味にも感じます!
それから、天真庵では、中国語会話、かっぽれ、クラシックコンサート色々なイベントをやっている。
今見ているところ、落語会はないけど、二階の和室は最適だと思うんですけど、オーナーさん、いかがですか。
遠くても、おいしい蕎麦と楽しい落語があれば、人はたくさん集まると思います♪
店内の写真撮影は禁止されているため、ここでは写真を載せられません。
ご日分でおいしい蕎麦を食べて確かめるしかありませんね。
長屋茶房 天真庵
東京都墨田区文花1-6-5
Tel 03-3611-1821
営業時間 [月~水・金~日] 12:00~19:00
定休日 木曜日・第4水曜
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