錦糸町駅から歩いて15分のところ、亀戸天神に着きます。藤も梅も咲いているでもなく、とても静かな日曜日の昼です。
あの有名な太鼓橋を渡って、境内を歩きますと、何人かの外国人観光客らしい白人が御守を買っているところで、着物姿の男性が向こう側から歩いてきます。
「うんん・・・なんだか見た事のある顔だな」と思いながら、もう通った。
「人をじいっと見るのは失礼だよ。やめなさい」と肌色が違う人、障害のある人、声の大きい人を好奇心強い子供の私が見た時に、いつも母に叱られたから、「まあいいや。きっと誰かに似ている。」とその考えを追い払ったところで、若旦那が
「ねえ、今のは、あれ、なんだっけ、好楽師匠の息子じゃないか?なんというんだっけ?」と聞く。
さすがに落語通の若旦那!
私はよほど好きな噺家じゃないと、顔が解らない。
少し振り替えてみると、カメラマン、デュイレクターらしい方もいらっしゃって、撮影みたいですね。
「息子?ええ?王楽さん?本当にそう思う?」
「そうよ、王楽さんだと思うよ。」
「ああ、そうだ。二、三か月ほど前、ニーナちゃんとみたんだ。ブログにも書いたんだ!円が一周して元の位置に戻ったみたいね。不思議!」
外国人に声かけられたら、きっと驚くだろうけど、二人ともテレビは好きじゃないんで、そのまま境内を後にする。
しかし、落語散歩に相応しい遭遇ですね。
後に、王楽さんのブログで確認しましたところ、ご本人でした。
亀戸天神社
東京都江東区亀戸3丁目6番1号
TEL : 03-3681-0010
次回は、「神社の見分け方について!」 是非ご一読下さい。
追伸: 上の絵馬は境内に発見した絵馬です。「税!合格」はかわいいでしょう? (写真が汚いのではなく、書いてあった名前を消しました)
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