ツアーの客、クリスティーナさんの紹介
谷中を散歩して、いせ辰に入って、少し坂を上がって、寺が点在している三崎坂を歩きました。割と好きな地区でよく週末で一人散歩をしていますけれども、八月の猛暑と人混みの中に行きました圓朝まつりと打って変わって、雰囲気が違いますね。静かでいいですね。
「ここ入って見よう。なんだか面白そう」というクリスティーナさんの言葉に従って、あっちこっちのお寺に入って、みます。あるところ(大圓寺)では、とても流暢な英語で、管理人らしい中年の男性に声をかけられ、境内を説明されます。
ここは、なんと、お寺でもなく、神社でもなく、同じ建物中に寺と神社が存在するところですと!
驚いて、私が
「住職と神主一人ずついらっしゃるんですか。」と聞いたところ、
「いや、一人でやっています。」と説明。
神社本庁はこれでよいのかとはわからないんですけどね、昔(廢佛毀釋の前…)よくあったもんで、大丈夫でしょう。もう、国家神道の時代ではないですから。とても面白い場所を発見しました。
言われてみれば、破風は二つありますね。(グーグルマップでとったスクリーンショットでも分かりますね。)
管理人は英語が上手だけではなく、絵もとてもお上手で多彩な方です。「This is from Genji Monogatari!」 と自分で描いた絵を見せてもらいますと、私はすぐに「ああ、紫の上ですね。」とつっこみます。(大学で勉強させられた日本文学史こういう時にしか使えないんですね。)
とてもとても面白いお寺(神社?)ですから、是非お立ち寄り下さい。
大圓寺(だいえんじ)
東京都台東区谷中3-1-2
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