今回のツアー客であるクララのパパの紹介へ
偏頭痛に悩まされているわたくしの母のことですから、毎日決まった時間帯に食べないといけません。
(偏頭痛の専門医にそう言われたらしく、そのルールを守ると、少し良くなると)
なので、バンカートに近くて一番おいしい店のSoupDeli 80x80に入ります。
80x80はハチマルハチマルそのまま読みます。店から、80km範囲内に生産される食材を80%以上使っているから、80x80です。
12人ぐらいでいっぱいになるほど小さなカフェ(食堂?)、正直、5人で入れるかどうかは心配していました。
幸いなことに混んでいなかったけれども、80x80は並んでも良いと思うぐらいおいしいですよ。
店内の黒板には80kmの範囲が分かる地図。西は富士山、南は大島、北は熊谷市、東(東北)は土浦市だそうです。
私は、日本に来てはかなり長いんですけれども、宅急便というものにはいまだに驚きます。eplusでチケットを届いてもらったり、成田空港までかばんを送ったり、かなりお世話になっている宅急便はドイツで考えられないサービスですよ。「4階まで上るのが面倒くさかっただから、アマゾンの箱は一階のポスト前に置きました。」と物怖じすることなくいう配達のお兄さん、日本ではありえない・・・ (当然、ドイツのことですから、盗まれてしまうんですよね。)
わたしの畳化がいくら進んでも、果物を友達にも食べてほしいから、沖縄から旭川まで送るのはどうかと思います。一、二回目の配達に旭川の友達が留守で、ようやく三回目につかまったとすると、配達車は三回も回って、どれぐらい排気ガスを作ったのでしょう。沖縄→千歳間の飛行機ももちろん、環境汚染の一因になるでしょう。
ですから、こういった地産地消はとても良いことというか、1000kmも飛ぶよりおいしい。
これからは「旬産旬消」という課題が残っていますね。(苺は冬が旬と思う小学生がきっと多いですよね?)
店のコンセプトを説明すると、話が盛り上がる
「いや、おいしいんだね。近くに栽培されているのは味で分かる!」
「ヨーロッパでよくあるでしょう。みかんやオレンジはイスラエル、ベリーは北欧、トマトはオランダのガラスハウス、きゅうりとりんごはドイツ・・・ 美味しさが分からなくなってきたよね。」
「距離があるとね、物流にかける時間もね・・・」
中国に生産された冷凍品はもちろん・・・ 青森のにんにくと中国のにんにくは味は違いますよね。わかります。
そして、両親が日本に来て毎日聞かされる言葉は、「いつ帰ってくる?」、「はやく結婚してよ。」ではなく、驚いたことに、この言葉です。
「また繰り返して言うけど、クララさんは日本にいる理由が分かった。食べ物はおいしいから・・・ それにヘルシー!」
そうっか。確かにおいしくてヘルシーですね。ちなみに、その日には、母の偏頭痛は現れなかったんですよ。おいしくて安全な食材、体も解ったんでしょうか?
ランチタイムメニューは、おいしそうですよ!ハチマル*プレート、ハチマル*カレー、根菜のラタトゥイユプレート、季節野菜のビビンバ丼、季節野菜のグリーンカレー。実際に食べてみると、ほんとうにおいしい!
随分前に一度80x80は行ったことがあったので、今回はロケーションやメニューを事前に調べませんでしたが、ちょうど今インターネットで80x80のホームページをみてみたら、ツィッターでランチメニューをつぶやいていることが分かりました。いや、ツィッターの使い方、うまい!近くに転職したい!
お近くにお勤めの方、是非ツィッターでランチメニューを確認下さい。
それに、80x80はケータリングもうけていますよ。是非、頼んでみてください。
SOUP&DELI 80*80
045-663-7056
神奈川県横浜市中区北仲通4-46
[月~金] 11:00~15:00、17:00~21:00
[土・祝] 11:00~19:00
[日] 12:00~17:00
ランチ営業、日曜営業
追伸: 2年前に、はじめて通訳案内士試験という国家試験に挑戦した時に、「地産地消」という言葉が出てきました。全く分からなくて、何を訳したのか覚えていませんでしたけれども、ドイツ語読解、和独、独和翻訳は問題なく合格しました。歴史、一般常識は・・・この話はもうよしましょう。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。