随分、本の写真は撮らなかった… 最後が10月8日だね… あれからは・・・ 随分読んだような読んでないような…
漫画はかなり読みました。「にこたま2」もまた、ハラハラさせるエンディングだね… 三巻も待ち遠し!一巻をくれたM社のHさんに感謝! 次は 「テルマエ・ロマエII」、ドイツの中学校でラテン語勉強させられた時にこんな本があれば、もっと熱心に勉強したのに! 内田春菊の「ガールズビーヴァガボンド」もよかった。内田さんの漫画はよく似ていて、どれがどうなのか覚えていないけれども、どれも好き♪ それから、「お休みプンプン7」、いや、もう7巻!すごい!今でも面白い!絵柄も話も好きだから、長く続いてほしいね。
魚喃キリコの 「blue」は何年前に一度、まだ日本語はスラスラ読めなかった時(90年代後半?)に買った気がする。実家においてあるまま?ついこの間に再度買って、読んでしまった。いや、あの絵柄はいいね。美しいというか、麗しいですかね?傑作。
今回、一番お気に入りの漫画は「鈴木先生10」!10巻!おっ!正直、この10巻はシリーズで一番気に入っているかもしれない。あのハラハラ感に驚いた!是非!
もちろん、落語関連書も読んだ。柳家喬太郎師匠の「落語こてんパン」は、あっちこっち、少しだけ読むのにいいかもしれない。一気に読むような本ではない。なにしろ噺の粗筋や噺の解説ですから、物語が展開していく訳ではないんですからね。
古今亭菊之丞師匠の「こういう了見」は逆に一気に読んだ。書き方も内容も面白くて、師匠の人柄がうかがえる!今まではそれほど聞いた事ないけれども、これからもっと聞こうと思います♪ 何回も言ったかと思うと、苦労した噺家、それからお子様がいらっしゃる噺家は一番上手。
そして、洋書ももちろん読みました。ドイツ語では、「Der Geschmack von Apfelkernen」というアラサの孫娘が語る家族三世代にわたる物語。いや、こんな面白い独逸語の本を読んだのは、「世界の測量」と「Gegen Nordwind」以来です。これからの作品が楽しみの女性作家!はやく和訳出してほしい!
英語では、「Nothing to Envy: Ordinary Lives in North Korea」という5人の脱北者の北朝鮮での生活を描くノンフィクション本です。北朝鮮に関する本や漫画は少し読んだ事あったけれども、これは一番感動しました。青少年時代で偉大なる金日正にあこがれて、時間が経つにつれ、その政権から気持ちが離れていくことがとてもよくわかりました。恋人でさえに自分の考えを明かすことができない国… 自分はどれほど恵まれていることはよくわかりました。はやく色々なことを打ち明ける恋人をゲットしないとね…ああ、北朝鮮と関係ない!とにかく、この本は2010年のTop 5に入ります。
それから、フランス語では、「Kimonos」という絵本。かわいいコケシの姿をしている女の子の絵本… ストーリーはあまり長くて、フランス語ができなくても解る。そして、最後になりましたけれども、Florent Chavouetの「Tokyo Sanpo」と「Manabeshima」。作者は恋人の東京滞在がきっかけで、半年東京に住んで、あらゆる東京の風景を絵にして、コメントを付けました。日本でフランス映画を見ることも一年に2-3本ぐらいあるから、聴解力はまだあるのはわかっていたけれども、読んで、もうわからないと思っていたら、意外と読解力はまだあります。フランスに住んだのは、15年以上前なのに・・・ 嬉しかった。たぶん、それこそストーリーラインがなくて、絵もあるから、解りやすいなんじゃない?その「東京散歩」がかなり売れて、瀬戸内海の真鍋島という小さな島に暮らして、その島民のことを愛情たっぷり描いている一冊です。いや、海はいいものですね。真鍋島行ってみたい! (和訳は出ればいいと思うけど、絵柄は多分売れないと、出版社に勤めている友達が言っていました… 残念!ぜひ、チャヴゥエさんのホームページでの可愛い絵を見て下さい!)
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