「2010年に入ってはじめて意識して、自分も使えるようになった日本語」とは、ある日に突然浮かぶ言葉のことです。
例えば、「無理難題なのは百も承知」という文章を書くとします。書きながら、自分は突然
「えっ?ちょっと待って!この『百も承知』って・・・ その意味はなんだか、はっきりわからない!」
と考え出して、そこで、はじめてその言葉を辞書で調べることになります。
今年百回以上もありましたが、「あれ?私、何を言っている?」という瞬間は嬉しくなります。なぜなら、単語が一つ増えたからですね。その時に、その単語の意味が合っていなくても、結局は確かめてから使えるようになります♪
10 突貫作業
途中で休むことなく、一気に行われる作業。
たぶん、「あの翻訳の納期を守るため、突貫作業」と言ったと思います。次の瞬間に、「ええ、今何を言ったっけ?突貫作業?なにそれ?」
9 すっぽかす
1 すべきことをしないで放置する。そのまま打ち捨てておく。「仕事を―・して遊びに行く」
2 約束を破る。「約束を―・される」
「もういい。待ち合わせは毎回すっぽかされる、どたキャンされるのはもういい。」だったかな?
8 無理強い
強引に押しつけてやらせること。強制。
「無理強いをしてこんな翻訳させるって・・・最悪!」と言ったはず
7 滞る
物事が順調に運ばない。はかどらない。つかえる。
ええと、何を言ったか覚えていません。
6 不貞腐れる
不平・不満の気持ちがあって、なげやりな態度や反抗的な態度をする。ふてくさる。
「子供のSさんは、自分の好きなようにならないといつもふてくされたでしょう?きっと一人っ子でしょう?」と聞いて、相手は3人兄弟の長男だった… あはは、恥ずかしい。でも、いつもふてくされたのは当たっていた。
5 外方を向く
見るべき方向を見ないで、よその方向を見る。転じて、服従・協調しない態度をとる。
「この女と付き合ってから、Tは皆にそっぽを向かれているよね。」と言った同じ瞬間に、「ええ?そっぽ?それって、本当に日本語なの?」と思って、その場に友達に確かめた。日本語です。あっていました。
4 切羽詰る
ある事態などが間近に迫ってどうにもならなくなる。身動きがとれなくなる。
「翻訳の締め切りが切羽詰ってくるとね・・・」といって、5と同様に「セッパ?日本語なの、これ?」と思っていました。日本語っぽくないと感じました、なぜか。ちゃんと漢字はあるのに!
3 八つ当たり
腹を立てて、関係のない人にまで当たり散らすこと。
「部下に八つ当たりするなんて最悪」だったかな?この単語は以前に内田春菊の本の中に何回か出たことを思い出して、「まあ、これは合っているんだろう」と判断しました。
2 先手を打つ
先に攻撃をしかける。また、起こりそうな事態に備えておく。「保身のために―・つ」
「このご時世ですから、先手を打って、リストラされる前に転職する人も多いのよね、きっと。」だったかな?
1 ふてぶてしい
開き直っていてずぶとい。大胆不敵である。
ふてぶてしいは・・・「高座から下がる時は、ふてぶてしいんだね。」だったかしら? それとも、自分について言ったかもしれない… 電車で赤の他人を注意した時とか・・・ああ、それ、はやく忘れたかった経験!
ランキング付けの順位は・・・ 何の意味もありません。
ここで書いた順番だけです。
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