2日に約束しましたツアー客にはドタキャンされました。東京の観光よりは箱根の温泉に入りたい。まあ、それはそうだね、仕方ない。(しかし、箱根駅伝が同時に開催された、大丈夫だったのかな?)
かわりに、事前に案内いたしましたニーナちゃんをもう一度少しだけ登場させたいと思います。
ニーナちゃんは2010年の年末でドイツに引っ越しました。その前に、「是非、一度猫カフェに行きたい!」という願いに付き合いました。
わたしも猫は大好きですが、猫カフェという場所は、いや、概念は非常に性に合いません。若旦那が猫マニアで一度その体験を語った時に、「一生、絶対行かない」と決めました。
しかし、帰国する親友のお願いを断ることは出来ませんので、付き合いました。
どうも、ニーナちゃんは長らく「猫カフェ」とは「猫大好きのおばさんが経営している喫茶店で猫を何匹か店内で飼っている」と思い込んでいたようですが、もちろんそうではないはもう分かります。
一時間で1000円、飲み物付きと時間単位で払いますが、紅茶二つを注文して、私たちは猫のいる部屋に入りました。床に寝ている猫だけではなく、棚、カゴそれから壁に設置している板に、猫は二十何匹もいます。
部屋の真ん中にちゃぶ台がおいてあり、しばらくすると、私たちの紅茶が運ばれてきました。見渡すと、あることに気づきます。
「ねえ、猫みな寝ているんだね。」
「寝ているね。」
遊び道具ももみつけて、猫と遊びだしているところで、猫はちっとも動いていません。
「おかしいね。みて!肉球を触っても、反応しないというのは変だね。」
「本当だ、こっちも反応しない。」
「というか、みて、耳が変。」
と、人間を観察している小さな猫何匹かの耳が前に塞いでいる。
「こんな耳、こんなボディーランゲージとは、「怖い」という表情?」
「だよね。あまりにもニンゲンが多すぎて、ちびっこはきっとニンゲンが怖いんだよね。かわいそう!」
「ああ、60分、とても居た堪れない!どうしよう!はやく出る?」
「10分前に来たよ。もったいない!少なくとも紅茶を飲んで、喋りをしましょう。」
壁には、それぞれの顔写真に名前、年齢、性格等が書いてあります。それらを観ると、
「わたしはよく歌舞伎町のホステス・ホストクラブ、ソープランドとか通るでしょう。そこでも外、写真と名前と書載せています。本当に、妹が言った通り、猫の水商売みたい。」とニーナちゃんがコメントすると、かなりうけます。もちろん、他の客、それから特に店員は独逸語が話せないことを祈っています。
毛皮はほとんどないので、非常にみにくいスフィンクス種の一匹だけは非常に元気があって、遊びました。(確かに、wikipediaをみると、「気質は陽気で活発であり、人なつっこく社交的である。」とも書いてあります)
「これ、きっと、誰も撫でたくないから元気だよね。ほら、一番ふわふわしている猫は皆手が届かない板に逃げていますよね。」
「そうっか。撫でられるのは、非常にストレスを与えるんでしょうね。」
「そうだろうね。こんなに平常心でいられるのはきっと何か餌に入れているんだよね。」
「きっとそうね。ドイツだったら、猫カフェがオープンするという事を聞くだけで、動物保護団体が立ち上がるんだよね。」
「ね。なんで日本は誰も何も言わないんだろうね。」
「まあ、言わないんだよね。スカイツリーだって、デジタル放送は衛星放送で良いのに、反対の声はどこでも聞こえないんですよね。」
というような会話を40分もして、猫カフェを出ました。
正直言って、猫カフェの観光はとてもすすめたくありません。まあ、このエントリーをここまで読んで頂いた方はその理由もわかっていると思います・・・そのために、誠に申し訳ないのですが、どこの猫カフェに行った情報も、ここで紹介致しません。
しかし、まあ、一つの経験をしてきました。もう二度と行きたくないです。それより、猫を飼いたいんですね。
そうですねぇ・・・猫カフェは行ったことないけれど、ストレスとかで猫が大変かもしれない、という感じはします。
それでも猫と遊びたい!という場合でしたら、猫町はいかがでしょうか?東京だったら、谷中なんかには沢山猫がうろうろしているみたいですし、東京ではありませんが、宮城県の田代島は、猫が神様としてまつられていて、猫が沢山いる島ですよ。
投稿情報: ask9 | 2011/01/17 04:50
最近日本からでも動物保護団体から猫カフェに対して苦情が出て来てますが、今は猫カフェの事どう思いますか。
投稿情報: Ast | 2012/04/24 13:57