フィヨンさんとの散歩で、「静かで落ち着くところ」という要求事項を頂いて、神楽坂でスタートすることにしました。
まずは、フィヨンさんのこともよく分からないので、その日本人の友達Aさんと三人で「茶寮」に入りました。以前に 渋谷のマークシティ内にある茶寮に、二人の中年のドイツ人の奥様を連れて行きましたが、神楽坂はやはり「茶寮」の本店ですね。はやく混むという事はありますので、開店五分前に現地集合という約束をしました。11時25分に着くと、もう4組ぐらいが並んでいるぐらいに人気があります。
静かで落ち着いているフィヨンさんは最初あまりしゃべらないんですけれども、「ええ?開店前から並ぶの?」という驚きは顔に出ます。
「そう!美味しいから、一分も早く食べたいんですよ、みんな!」
と笑って、Aさんと私が説明します。
5分はあっという間に過ぎて、中に案内されますと、
「ああ、いいね。気がたくさんある」とまたAさんがコメントします。
フィヨンさんは店を見回して、満足そうな顔をしているから、気に入っているでしょう。
メニューを見て、いろいろ悩んで、フィヨンさんは「ほうじ茶ポークのスパイシーカレー」(セット、1200円)、女性の二人は五穀粥セットを注文します。
食べながら、人見知りのフィヨンさんも少し会話するようになって、料理を誉めます。
「日本の料理って本当においしいですね。」
「ああ、気に入ってくれてよかった。アイルランド料理はなんなのかよく分からないけど、あまり自信はなかった。」
「アイルランドはね・・・ 一般的にいえないけど・・・ すくなくとも、うちの母はそんなに・・・ ライスと野菜ばかりであまり・・・ 日本に来て、はじめて『ああ、食べるのって楽しいんだ。』と思いました。」
「それはよかったわね。私が大学に北アイルランドだけど、フラットシェアしていた女性がいて、彼女がどうしても野菜を食べなかった。じゃがいもと肉だけですよ。」
「ああ、いるいる。」
と、楽しい会話が続いています。
昼食を平らげて、飲み物が運ばれてきます。フィヨンさんにはコーヒー。フィヨンさんは大変、コーヒーの味に厳しいとAさんに言われましたので、そうとう悩んだ挙句この「茶寮」を選びました。純喫茶ではないけれども、インテリアがいい、料理はおいしいので、コーヒーの味もいいはず!
と、さすが茶寮で、コーヒーも好評という事でした!よかったよかった!
少し、打ち解けておしゃべりしてから、せっかくの神楽坂でお土産を買おうかと思って・・・ どこへ行くでしょう!是非次回もご一読ください!
神楽坂 茶寮
東京都新宿区神楽坂5-9
TEL 03-3266-0880
営業時間 月~土 11:30~23:00(L.O.22:00)
日・祝 11:30~22:00(L.O.21:00)
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