前から、twitter (@808towns)のフォロワー何人が、ドイツの電力市場について書いて欲しいと言っていましたので、少し調べないといけませんでしたが、書きました!
電力会社というよりは、Energieversorgungsunternehmen (EVU)という言葉を使っています。それを直訳するとエネルギー供給会社になります。法律上、
「エネルギーを供給し、エネルギーの供給申網を経営し、エネルギーの供給申網の所有者として処分権を持っている人物又は法人」
と定められている。(下手な訳で申し訳ない。簡単に言うと、発電、送電・配電、経営ですね。)
エネルギーとは、主には電力及び天然ガスを示すけど、地域熱供給も含まれています。
エネルギー供給会社は自由で選べられるけど、自分が住んでいる地方によって選べる会社は違います。大きく分けますと、
※ 高圧線網を経営する超地域会社
※ 超地域会社の子会社である、又は市営エネルギー供給会社の地域会社
の二種類があります。そういった定義では、例えば、液化ガス装置の経営者もエネルギー供給会社に含まれます。市営電力会社も数は多いから、エネルギー供給会社はすべて957社(2010年1月の時点)もあります。当然、その中には大手(『高圧線網を経営する超地域会社』)もあります。それらは原子力発電所を経営します。
1. E.ON (こちらは原子力発電所のもっとも多い会社となる)
2. RWE
3. EnBW
4. Vattenfall Europe
5. EWE AG
その五社は電力市場の8割を占める。一世帯が小さいエネルギー供給会社と契約を提携しても、その小さな会社が一定の質での電量の供給が出来ないため、大手四社で電力を買い取ることもよくあるそうです。
鉄道に16.7Hzの単相電力を供給する会社は DB Energie である。
それからエコ電気、つまり代替エネルギーの電力作る主な会社は
• LichtBlick
• Greenpeace energy
• Elektrizitätswerke Schönau
• Naturstrom
である。
必ず110 kV, 220 kV や380 kVを供給しない高圧線は多く、エネルギー供給会社は協力しないといけない。
自分の電力供給会社を選ぶのに、便利なホームページがたくさんあって、これらの項目を入力する:
※ 使用目的: 家庭
※ 郵便番号 (ベルリン中央区)
※ 年間のkWh消費量 (4人家庭の平均消費量4.000 kWh)
※ 前払い表示
※ 敷金契約表示
※ 入会ボーナスを ボーナスに含む
※ 料金保障のみ表示
※ エコ電気のみ (100%代替エネルギー)
そうすると、色々な会社の料金が出て、その場、インターネットを通して契約の返還ができるらしいです。
例えば、四人家庭、年間で一番安いのは724.90ユーロ(87067円)となる。その契約の内容は
※ 12か月前払い
※ 24ヶ月料金変更なし保障
※ 340 kWh無償提供
※ 乗り換え割引430ユーロ
※ 2011年3月24日から有効
※ 表示金額は一年目の金額
※ 最低契約期間24 ヶ月
かわいいひまわりアイコンはちなみに代替エネルギー認証取得のアイコンですよ。
エネルギー供給会社を選ぶのは簡単ではないんですね。新聞によると、自由選択になってから、12年がたっても電力会社をかえたのは25%だけです。ガスではもっと少ないです。
日本でも選べる日が来るのかな?
こんな情報探してました!日本語で見つけられるとは!
ありがとうございますm(_ _)m
投稿情報: 37_co | 2011/04/23 11:19
>> 選べられる
選べるの間違いなのは分かりますが、お金もらって書いていたりするんでしょう?
ブログのタイトルも、「八百長」の間違いなのかな?
投稿情報: SHUN | 2011/04/24 17:27
SHUN氏はいったいどんな意図で書いてるのだろうか?
ドイツの宣伝や再生可能エネルギーの宣伝と勘違いしたのかな?
自分がそんな人間だからって人まで一緒にするのは感心しないな。
投稿情報: 伊藤 | 2011/05/11 22:10
それとも、その逆だと思ったのかな?
やはり意図が不明ですね。
なんにせよ、日本でも自由化されて選べる日は間違いなく来ますよ。
投稿情報: 伊藤 | 2011/05/11 22:13