大量の風船を大空に飛ばすのはとてもきれい。
結婚式、卒園式、運動会、開業式、日本もドイツもよくやります。
私が幼稚園にバルーンレースに参加して、なんと、私の風船がポーランドまで飛んでいました。
つまり、当時の東ドイツの上空を飛ばして、共産主義圏のポーランドいました。
なぜ、そういうことを知っていたかというと、差出人(私が通っていた幼稚園)の連絡先が書いてあった手紙が付けられていた。運良く、風船をみつけていた同じく幼稚園児のお祖父さんさんはドイツ語が読めたり、書けたりしていたので、返事を書いて頂きました。
そこではじめて、4歳の私は、ポーランドという国を意識していました。不思議なことに、今まで無縁だった子供たちとのつながりが生まれた。
それから、その風船は一番遠く飛んでいた風船だったので、図書券までもらいました。
今朝友達に送られてきたメールでとても面白いアイディアがあって紹介したいと思います。
今月でやって、前にもよくやったらしいですが、それは原発の前に大量の風船を放すことです。(左の写真はそうですね。)
けして、カラフルな模様の風船ではなく、すべての風船は放射能マークの色をして、マークも付いています。
それから、風船一個一個には
「ドコドコ原発前に放された風船です。
もしも、この原発に事故があったら、放射能はどこまで飛ぶのかを調べるプロジェクトです。
是非とも、拾った場所を記入して、ポストに入れてください。
ご協力ありがとうございました。」
のようなメッセージが書かれてあります。
その絵葉書が一枚一枚主催者の事務所に届いてから、インターネットで誰にでも見えるように拾われた場所が地図に記入される予定です。
もしも、原発に事故があった場合に、どこまで影響があるのかと分かる。
5月14日と21日に飛ばされるとのことですが、どこまで飛ぶのかインターネットで見てみようと思います。
「放射能はここまで飛ぶかもしれないよ。」を可視化するのはとても面白いアプローチだと思います。
もちろん、ドイツ人らしく、自然保護団体、動物保護団体、行政当局等と懸念を口に団体は大勢いますので、それもカバーしてあります。
近くに電線や電車の架線などの障害物がないことを確認した。
エコ風船で9ヶ月内に分解する天然ゴムで出来ている。
分解性(「土にかえる」)のある再生紙(「環境にやさしい」)を使用
糸は使われていないので、鳥が糸に絡むことはない
大量の風船飛ばしの行為は飛行機の視界をさえぎらないように、航空保安局の許可を得ました。
ああ、本当にドイツ人らしい!
日本でもできるかなと思って・・・ 法律上ではドイツと同じような確認事故はあるでしょうけれども、できるかもしれませんね・・・ 偏西風が多いから、どこでもできるわけではないけれども・・・例えば、敦賀の前で飛ばせば、風によって、東京にまで飛ぶかもしれません?いや、面白いけど、こんな風船拾ったら、どういう気持ちでしょうか・・・
ドイツは大陸の一国であり、落下しても陸地に落ちるのに対し、日本では偏西風で東に流れて多くが海に落ちるので調査自体の検証が難しいのでは。
それと、生物保護団体や水族館、環境保全団体がゴム風船が生分解性でもウミガメが誤飲が誤飲(ひもがある場合は動物の絡まり事故も)で絶滅危惧種のウミガメや海鳥が命を落とす一因になることが分かっています。(水に落ちるとゴム風船は分解が遅くなるといいます。)
イギリスで問題になっている大量の風船飛ばしの反対運動も、民間の学校や慈善団体が募金目的などで多く行われる飛行距離を競う一種の賭け事といえるバルーンレースが原因のひとつです。
日本でも、一つのイベントで20万個も飛ばすような「環境に大量に投げ捨てることが環境に優しい」と勘違いしている生物環境を考えない団体(2010年の嵐の国立競技場コンサートなど)が出てきていることもまた問題です。
(気象観測用のラジオゾンデでも、落下の際にパラシュートが開かないとか、施設の高所などに引っかかるなど問題を起こすことが有るといいます。ですがこちらは気象観測法という法律で認められた気象観測です。)
「生分解するから環境に優しい」というのはバルーン業者が風船飛ばしの行為を肯定するための根拠の乏しいありきたりのPR文句。
「生分解するから環境に大量に投げ捨てていい」とは安易に考えない方がいいと思いますね。
投稿情報: soratobi1 | 2011/05/10 10:39
今 原発事故で、危険な日本にいる白人のみなさん放射能の雨にも気を付けてね
クララさんサンドラさん達 日本の為に何時もダンケ
ドイツ人が日本を救ってくれるかも知れないね
原発20km立ち入り禁止でベルリンの壁みたいなものを福島に壁を作らないと危ない
投稿情報: ファイト | 2011/05/10 14:13
全国の仲間にお知らせします。日本にいる「放射線を浴びると元気になる」と言っているお医者さんたちも一緒に飛ばしたいですね。
日本近海にいるウミガメの浜辺に打ち上げられた死体の解剖調査を長年やってきて、データも政府に提供してきました。ウミガメ特に日本列島が唯一の産卵場所になっている雑食性のアカウミガメが、クラゲと間違えて風船を食べたという事実はありません。カメはそんなにバカではありません。AC(日本公共広告機構)の流したデマです。
投稿情報: asariya38 | 2011/05/10 15:36
asariya38さん
>ウミガメ特に日本列島が唯一の産卵場所になっている雑食性のアカウミガメが、クラゲと間違えて風船を食べたという事実はありません。カメはそんなにバカではありません。
どの場所で解剖調査を行っているのかは分かりませんが、「カメはそんなにバカではありません。」という根拠は理解できません。
Sea Turtle Foundation 「Marine Debris」
http://www.seaturtlefoundation.org/stf-current-projects/campaigns/marine-debris/
結論から言えば現実問題としてウミガメのゴム風船の誤飲は起きており、日本近海を回遊する絶滅危惧種のオサガメをはじめいくつもの事例が報告されていますが、大きく成長した成体よりも小さい成長期のウミガメで特に被害が深刻といわれています。 そしてそれはウミガメに限らず海鳥や野鳥などでも被害事例があり、人知れず多くの種の動物に危害を与えている恐れがあります。
米国バージニア水族館の記事「Release Seals Not Balloons」
(保護されたウミガメの体内からゴミを摘出する様子の写真と風船飛ばしに反対し「風船ウミガメ」などの展示を行なう写真記事。)
http://www.virginiaaquarium.com/Lists/NewsReleases/Attachments/45/SnufflesRelease.pdf
オーストラリアの海鳥保護団体の風船飛ばしについての環境調査レポート。
http://www.fourthcrossingwildlife.com/WhatGoesUp-LanceFerris.htm
英国MCSの風船飛ばし反対キャンペーン(英語)
http://www.mcsuk.org/downloads/pollution/dont%20let%20go.pdf
我々は絶滅危惧種の海棲生物は池の鯉のように簡単に種を守れると思いがちですが、見つからなくなった頃には手遅れなことも少なくないものです。
今後毎年約1億人ずつ世界の人口が増え続ける地球ですが、生物の乱獲などで今後さらに生物多様性を維持するのが難しくなると思われます。
生物の種は一度失ったら元に戻すことができません。 生物保護についてもっと真剣に考えるべきでしょう。
投稿情報: soratobi1 | 2011/05/10 22:32