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2011/09/06

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 「かわいい」は平和の象徴。これで いいのだ!
ネオテニーと島の進化
日本の「かわいい」は、東アジア(新モンゴロイド生活圏)全体で好感を持たれるようです。これは進化の過程で獲得した東アジア人の遺伝的特性と言えるでしょう。一方、コーカソイド、ニグロイドは、総じて早熟方向に進化の舵を切ってきたようです。そして、互いに生活圏を巡り争いが絶えなかったために体格もどんどん大きくなりました。「かわいい」は、争いを好まなかったご先祖さまたちが細胞の一つ一つに刻み込んだ平和への祈りではないでしょうか。
 ネオテニー(neoteny)とは、動物において、性的に完全に成熟した個体でありながら非生殖器官に未成熟な、つまり幼生や幼体の性質が残る現象のことです。幼形成熟、幼態成熟とも言われますが、新モンゴロイドは顔の凹凸が少なく、女性は他の人種よりも若く見られるように、まさに「かわいく進化」をしてきました。それは、過酷な寒冷地で命をつなぐために、受胎の期間をできる限り長くするための戦略であり、進化の方向性なのです。
 もう一つは島の進化。島と言う閉鎖的な生活環境に置かれ、限られた食料で最も効率よく繁殖する為に、体の大きさが大陸種と比較して小さくなりました。中国で代表的な漢民族は日本人よりも平均で10cmも背が高いのです。日本人は、日本列島の生活環境に合わせて小さく(=かわいく)進化してきたのです。
 「若く(幼く)見られる」ことは、マンモスがいた時代から東アジアでは生き残るために必要不可欠な条件ではなかったかと私は思っています。加えて「小さい」ことも、島国日本では重要視され、若く見られることと小さいことは「かわいくて良いこと」となったのだろうと推察しています。中世、鎖国をしていた江戸時代には、生活文化や芸術の微に細に「かわいい」が花開くこことなります。
 近代、太平洋戦争に負けても、人々の心は重厚長大の方向には向かわず、昭和元禄と呼ばれた平和な時代に日本のマンガやアニメが花開き、「かわいい」をより深化させました。「かわいい」が世界中で受け入れられるようになれば、争いごとも少なくなるのではないかとわたしは考えています。

付けたし
モンゴロイドは、乳幼児のおしりに緑色のあざ(蒙古斑)が現れ、大きく二つに分類されます。一つは東南アジアを起源とし、南太平洋、アメリカ大陸に広く分布する古モンゴロイドで、もう一つは極寒のシベリアで新たな進化を遂げた新モンゴロイドです。古モンゴロイドは顔の堀が深く二重まぶた、お酒にも強いのが特徴です。新モンゴロイドは顔が平たんで一重まぶた、お酒は弱い。中国大陸、沿海州から朝鮮半島にかけて広く生活しています。日本列島には両者が混然一体となって暮らしています。

 全然かわいくない人が書きました(^_^;)

記事は読ませていただいてましたが、PCの調子が悪くてコメントするまでに至らず遅まきながら、ドイツ公演お疲れさまでした。

「かわいい」には親密度を増す効果というか、「あなたを竹馬の友の様に思っていますよ!」という意味合いも込めて使う場合もあるのかなあとおもいます。江戸っ子のいい年をしたオジサンが互いに「~ちゃん!」と幼き頃そのままに呼び合うように。

擬人化で「怖さ」が無くなる…落語にあったか忘れましたが、『姑にいびり殺されたお嫁さんが、何かと慰めてくれた優しい隣のおばさんのとこに化けて出て、「姑のとこに出ないでうちに来るとは了見違いも甚だしい!」と叱られて「姑のとこにはとても怖くて出られなかったもので。」と答える』話があります。お化けに怖がられるお周さん、お化けを叱る気丈なおばさん。一番怖いのは人間!というオチ。ならば擬人化もアリかも?

「く」と「け」のアイデアは今のところ浮かびません(T_T)ので「き」を楽しみにしています。

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