それから電車で表参道まで行きます。
ナディアさんはどうしてもラフォーレ原宿のヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展が見たくて、ラフォーレ原宿へ行きました。
何年前にチェコセンターとの縁があって(ドイツ大使館の近く!)、ヤン・シュヴァンクマイエルのことを知りました。この展覧会は、私も見ようと思っていたので、二人で表参道までまで来ました。
「東京の観光ブログで、なんで、チェコ人作家の作品を見るのか?」と思うかもしれませんが、そんなことはあり
ません。東京はヨーロッパの都会ほど現代美術はアートシーンと呼べるほど盛んではないかもしれませんけれども、オーストリアより盛んだとナディアさんは説明しています。
「東京だって、北京のついで行ける。ソウルだって、東京のついでとか、いけるじゃん。アジアの国々だって近い。ただ、オーストラリアはどこからも遠くて、本当に、目的はオーストラリアだけであって来ることになるから、こんな簡単に美術展にいけませんよ。
Tokyo Art Beatでみたのよ。Bill Viola展だってありますよ。それから、草間弥生、今度はChim↑Pomという日本の有名なアーティストももちろん・・・ 森美術館、東京都現代美術館、国立新美術館、数多くのギャラリー、うらやましいよ。」
そうだったのだ。
平気で4時間も電車に乗って好きなアーティストの展覧会を見ている私、その悩みは解ります♪
一番好きな作品は怪談の版画を取り入れたシリーズでした。あれはプリントがあったら、全部買いたかったぐらい好きだったけど・・・ どうも、私の趣味は美術展のグッズプランナーと異なっていて、そういうプリントはありませんでした。とても残念!
しかし、ラフカディオ・ハーンの「怪談」が新しく出され、そのイラストは例のシュヴァンクマイエルさんの怪談ですので、さっそく買いましょう♪
チェコにご興味のある方は是非、第28回チェコ映画鑑賞会へ。上映される映画は「プラハ!」。日程は2011年10月19日です。(もちろん日本語字幕付き)
オーストラリア。わたしは南極のついでに寄りましたよ。南極は無作為につくられた作者不詳の美術品そのものです。
TBS日曜劇場『南極大陸』http://www.tbs.co.jp/program/nankyokutairiku.htmlよろしくね。演技がイマイチの木村君も出ています。
そうそう、チェコの映画は良いですよ。おススメです。本日はまさに散文でした(^_^;)
投稿情報: asariya38 | 2011/10/14 08:47
わたしの大江戸八百屋町
わたしは、クララさんに限らず日本在住の外国籍の方々は、それぞれの日本感をお持ちであり、興味を示す対象が違っていて面白いと思いました。そうした方の案内で日本の観光地を回ると、「日本に居ながらちょっと外国に来た気分」とか「気にも留めなかった店やそこの商品に関心を持つ」ことができ、普通の観光に飽きてしまった日本人にも、「もう一度行ってみようか」と思わせるのかなと思いました。衰弱しきった日本の観光業の希望の光にも見えたのです。
どこへ行くか、誰と行くかに、新しい観光の選択肢として「誰に案内を頼むか」が加われば面白くないですか。東京で商いとして成立すれば、地方でもこの方法が使える可能性が出てきます。
そこで、勝手に旅行パンフレットのタイトルを考えました。「わたしの大江戸八百屋町」どうでしょうか。ひょっとしたら関西あたりでもうやっているかも(^_^;)
投稿情報: asariya38 | 2011/10/14 23:46