北朝鮮をもっと深く知るとだいたんなタイトルをつけましたが、ただ、私の本棚の本、DVDを四冊・一枚を紹介しているだけです。
6人の脱北者の人生を描く本です。アメリカ出身の作バーバラ デミック氏(ロサンゼルス・タイムズ北京支局長)がソウル滞在中に脱北者をインタビューして、物語にしていました。6人とも同じ清津(北朝鮮第三の都市)出身で、作者はあえて平壌の方を選ばなかったと言っています。
母国の独裁時代の本はたくさん呼んではきましたけど、北朝鮮の生活は自分の生活からどれぐらい離れているのか、この本を読んで始めて実感しました。
英語で読みたい方は「Nothing to Envy: Real Lives in North Korea」まで
2) North Korea
好きなブログの中には、デザインのブログもたくさんあって、面白い本を紹介するブログもたくさん読んでいま す。その中に、フランス人の取った、North Koreaという北朝鮮の写真集が紹介されて、すぐにアマゾンで注文しました。(ここで少し見られます) ぱらぱらとみるだけで、とても不思議な世界(超現実的という意味の不思議)が広がって、行きたくなってきます。写真集で日本語訳が要りませんので、是非。
3) 旅の指さし会話帳42北朝鮮
私は前から、この指差し会話帳シリーズを集めています。
そこで、なんと北朝鮮版も出ていますので、すぐに買いました。おそらくあの独裁国のうちは行かないと思いますけれども、国を知るため、それから言語を知るためとてもためになる本です。
いつか孫に見せて、「ねえ、みて、これ昔、北朝鮮という国がありましたよ。」と話してみたいですね。おそらく孫が「お母さん、バーバーがまた変な話しているよ。」というでしょうね。
4) ディア・ピョンヤン
三人の兄のいる家族の末っ娘として生まれた在日二世の監督、ヤン・ヨンヒ氏が撮ったドキュメンタリーです。お父さんが「祖国」のために全ての捧げ続けている朝鮮総聯の幹部であり、監督が幼い時に、三人の兄を帰国させた。監督はなぜ、お父さんがこんな判断をしたか知りたくてカメラを手に取りました。親子の異なる世代の異なる生き方が見えて、とても奥深い映画です。ドイツにいる父の事を考えて号泣しました。
舞台は大阪だけではなく、北朝鮮でもあります。監督が平壌で遊びに行って、現地に住んでいるお兄さんも撮っています。本も同じトッピックで出されていますので、ご興味のある方は是非!
イタリアとは国交があったり、観光ツアーも普通にあるのだけれど、日本から一番遠い国かもしれませんね。朝鮮総連系のパチンコ店がアメリカの金融政策(プリペイドカードの導入)で、スーパー銭湯に衣替えした話とか、あんまり知られてないですよねー。世界中の海岸をうろうろする生き物がかりとしては、ほんと、「もっと広く、そして深く知ってほしい」と思います。
国家としての統治の仕方には大いに問題アリですが、日本のように空港建設と同じ予算を使って豪華絢爛な漁港をこしらえて、さかなも漁民もいなくなっちゃった産業福祉大国と違って、「ほろり」と涙がこぼれるくらい豊かな自然海岸が広がっています。
支配者階級は相当”けがれている”んじゃないかと思いますが、一般人たちはむかしむんしの中国のように親切で親しみやすい人たちばかりです。
投稿情報: asariya38 | 2011/12/21 13:40