ライン川を下ると、ボンあたりに大きなガラス張りの建物に、古い赤レンガの工場らしいビル群が目立ちます。
昔にはセメント工場があって、今まではその通り「Zementfabrik」(ツェメントファブリック)と呼ばれてきました。しかし、今には新しいオフィスと、商業施設に生まれ変わりました。 名前は「ボンナーボーゲン」です。
大きなガラス張りの建物はカメハ・グラン・ホテルです。
地元のボン・ビジオ・グループの指導の下に、ボンナー・ボーゲンという地区が再指定されました。2007年中年に5階建ての建物が着工され、2008年9月に棟上げ式が行われました。総合投資金額は1億ユーロです。
190室、63スイート、バー二つ、レストラン二つ、ラウンジは複数、もちろんライン川を眺望するテラス、それからプールもあります。
会議室は2500人も収容します。建築家は地元のカール・ハインツ・ショマー、デザイナーは奇才といわれています。確かに、遊び心はありますね。ビデオゲームがたくさんある部屋、月見が出来る部屋とか・・・窓がある
ことだけで、LHと違うのでは?写真を見ると、私の趣味ではないんですね。今は新しくても、おそらく10年後にはすべて新しくしないといけませんね。といっても、今年の7月に泊まったホテルよりは魅力的で、是非一度行ってみたいですね。
『ライン河岸のホテルの部屋で御月見とは尋常でない風情がある。』
内部面積31.100 m² )の三部の一以上(11.265 m²)は地下にあります。2009年11月に開業するまではスティール4000トン、ケーブル500kmと27500㎥のコンクリートが使われました。それはそれで、多分、あの写真を見ると、さほど驚きません。
この建物の特別なことは、地下にある帯水層蓄熱システムを備えた地熱発電施設の完備でしょう。
ホテルの消費エネルギーの七割はヨーロッパの最大級の地熱発電施設で賄っています。
一次エネルギー消費量(家電も含む)は1700MWhです。年間二酸化炭素排出量400トンの削減になります。
「なぜ、70割だけ?地熱で足りないの?」ということは、実はボンナー・ボーゲンの合計15万平米の面積に熱を提供しています。
このボンは展示会が頻繁に行われているケルンにとても近いです。
今年の大晦日はもう満室ですけど、展示会のために独訪される日本のサラリーマンの皆様、ケルン市内のホテルはもうなければ、是非、ケマハ・グラン・ホテルに泊まってみてください♪
Kameha Grand Bonn
Am Bonner Bogen 1
53227 Bonn
電話 +81-228-4334-5000
日本にいて阿呆らしくなりませんか?
投稿情報: シャイサ | 2011/12/26 03:55
♨湯けむり発電バンザ~イ(^-^)
日本の地熱発電に「待った!」をかけている環境省、今ボコボコにやっつけてますから、今しばらくお待ちください。
じきに、湯けむり情緒あふれる地熱発電施設が日本中にできます。発電→余剰温水→農業利用→水産利用→混浴大露天風呂(*^_^*)恋活利用ワオッ!
投稿情報: asariya38 | 2011/12/26 12:47