何人かの友達に、自分と原子力、再生可能エネルギーの事を書いてもらうように頼みました。それらの文章を日本語に訳して、ここで発表します。緑色の文章は私の注釈です
こんにちは、私はフラウケと言います。34歳で、今は東ドイツのハレ市(下の地図をご覧ください)に住んでいます。12月に長男が生まれました。
私と原子力との関係、それは核として使われる原子力のでははなく、その関係はいわば「反対はしているけど、活動家になる程関心がない」と言えるでしょう。もちろん、電気はあのきれいな風車や太陽光発電モジュールや地熱で出来る事は一番ベストと思っています。それは、正直「皆が仲良しなのか、喧嘩して、憎しみ合って、恨みあう・・・どっちが好きなの?」という質問に対して、当然「そう聞かれたら、「仲良し」が良いかなぁ♪」と答えると同じ様な質問です。皆は仲良しだと希望しているんだからと言って、駅で立って、皆にハグをする訳ではありません。従って、今まであ冬の寒さでウェントラント地方で立った事もなく、原発に反対する事は、友達の台所に座って討論するぐらいでした。ごめんなさい。私は どっちらかと言うと、別の問題に興味を持っています。私がプラカートを持って町に出るのは、難民を国外強制退去する前の拘禁収容所、ナチスのデモとか、そういう事があればデモに出ます。少なくとも、私の電力はここ数年前からリッヒトブリック社が提供してきました。(リッヒトブリック社は再生可能エネルギーのみの製造と販売を行う電力会社です。)
チェルノブイリを思うと、当時はスイバは食べてはいけなく、それはいやだったことは覚えています。両親は突然私は外で遊び過ぎると心配し出した事も覚えています。今までは逆に外に遊んでほしかったので、それはけっこう驚きました。両親は昔でも、今でも二人ともウェストファーレン地方の典型的な保守党支持者で、原子力発電所に疑念を抱いていました。しかしだからといって、鎖でアーハウス中間貯蔵施設の門につなぐことはなかった。両親は私の無関心の責任とは… いや、それはないでしょう。
クララのブログの読者の皆様、ご覧の通り、ドイツに生まれ育つだからといって、情熱な原発反対者にはなりません。しかし、そんな驚く事ではありません。社会としてのコンセンサスは反対です。その反対がなければ、ドイツは脱原発を決めたことではないでしょう。
それから好きなビールですけど、新米ママですから飲めませんごめんなさい!
ドイツでも日本でも人々の考え方、物事の受け止め方は様々です。しかし、ドイツ(オランダやデンマークでも同じらしい)では、さまざまな電力会社の作った多様な電力を、選んで買うことができる仕組みがあります。素晴らしい。
風力発電を例にとれば日本では、既存の電力会社の子会社、或いは関連会社がわざと建設費、維持管理費が多くかかるところ(山の尾根伝いなど)に設置をします。「自然エネルギーってこんなにも高くて不安定なんだよ」と思わせたいのような、どーしようもない仕組みがあります。
原因の一つに、度を超えた日本の管理教育があるとわたしは思っています。以下に紹介する「僕らの七日間戦争」は私が卒業した中学校がモデルになっています。
http://www.youtube.com/watch?v=I3YRk97P8gc&feature=related
投稿情報: asariya38 | 2012/01/05 18:54