「ペーター・アルトマイヤー、虎穴に入る」(Peter Altmaier unter Feinden)という記事は2013年1月22日にZeitにアップされました。とても面白いので訳しました。そして、とても長いので、二つに分けてアップします。これは第一弾。リンクはすべてクララの張ったものでーす。
放射能容器の鉄道での搬送に反対するデモがとても激しくて、それからゴーレーベンという放射能廃棄物中間貯蔵施設のデモもとても激しいです。下のyoutubeのリンクでは国営放送SWR局のニュースでドイツ語分からなくてもある程度のイメージができると思います。警察のおじさんのコメントがとても面白い。「政治よりグリーンピースは信頼していますか。」という質問に対して、「そう聞かれれば、そうですね。」
連邦環境大臣アルトマイヤー氏ははじめてウェントランド地方でゴーレベン活動家に会う。活動家は大臣の「仲良ししよう」衝動でいらいらする。
この夜にペーター・アルトマイヤー大臣が耐えないといけないどぎつい言葉の中で「おべっか使い」はもっとも丁寧な言葉である。50代前半の二人の奥様はネオンイェローの自転車用ベストの背中に「放射能注意」のマークをなぐり書いて、今晩は連邦環境大臣を狼狽される目標を持っているよう。二人の見解では、「うそばっか!」、「ゴーレーベンやめろう」、「あきらめよう!」といった、つんとすましたヤジで一番狼狽させる事に成功できるよう。新年の挨拶でさえ、アルトマイヤー氏のどんな発言もコメントされる。
ウェントランドへよこそう。月曜日の夜、ニーダーザクセン州の州議会選挙の翌日に、ペーター・アルトマイヤー氏は放射能廃棄物最終貯蔵施設候補地のゴーレーベンに来ています。500人以上の人が集まってきて、ルーホー町のギルデハウスには入り切れない。張り詰めた雰囲気。「虎穴の穴」と呼ばれたこともあるこの場所ではアルトマイヤー氏の戦いぶりを期待している。ゴーレーベンでの初めての訪問。主任後にはじめて大きな市民抗議に立ち向かっている。
ゴーレーベンが候補地の調査を受け入れるために、アルトマイヤー氏は宣伝しに来ました。「放射能廃棄物最終貯蔵施設候補地調査法」という巨大で醜い言葉が大臣の協議事項に挙がっている。ドイツはようやく放射能廃棄物最終貯蔵施設候補地の調査がはじまるため、数ヵ月内、出来れば連邦議会の選挙の前にその議案を通過させたいと思っている。はじめて国内に適切な場所を探すことになっている。
二度とない時間ウィンドウと環境省がいう。バーデンブルテンベルク州のクレッチュマン知事(緑の党)、連邦レベルの社会民主党や緑の党の役員もドイツ全国の調査を拒まない。
「成果にオープン」な調査であるべき、「白地図」と政治で呼ばれている。アルトマイヤー大臣だけではなく野党の意見でも、「ゴーレーベンも調査されるべきです。地図に黒点はないはずです。」
クラウディア・ズルテマイヤー氏にとって、それは絶対にタブーである。39歳の助成はビールを片手に持ちながら、ホールのドアにかけてまっています。小柄の女性はアウトドア用のジャケットにジーンズを着て、ブロンドの髪の毛を使えやすいお下げにしている。放射能廃棄物中間貯蔵施設から7キロメートル離れているところで、主人と農家を経営して、猟師も育成している。原子力に批判的なスタンスを持っている農家の共同体に積極的に参加している。今晩も原発に反対している農家のトラクター40台がホールの前に駐車している。「アルトマイヤーさんには期待していない。ここの逆風をみせたいだけ。」とズルテマイヤー。
アルトマイヤー氏が左右に二人の活動家に囲まれて舞台に用意されている椅子に座っています。大臣の右側には脅すように大きな放射能廃棄物容器が積み上げられて、左側には放射能廃棄物容器の運送に反対している運動の有名なXマークがある。大臣の演説が始まる前には、まずその場で歌い出す抗議合唱団の賛美歌、司会者のマナー説明(「ビルケンシュトックの靴は投げないで下さいね。」)そして、市民運動の議長の挨拶を機渇される。その議長は「ドイツの放射能廃棄物最終貯蔵施設を探すのに、この法律は適していない。」と勘気に迎えながら述べる。
二時間も批判を受け、アルトマイヤー大臣はしょんぼりすることはない。逆に、大臣は戦っている。腕を上げ、腕を回し、しっかりとした声でここでは誰も聞きたくない事を言っている。「皆様にとって、ゴーレーベンは最初から除外されるのはもっとも簡単な道でしょう。しかし、こういった選択はありません。」二列目の奥様は憤激して、「ぶー」とヤジをとばしている。
→以上第一弾終了。明後日続く。