ご存知の通り、今はドイツの河川が洪水で大変。普段ドレスデンで20mのエルベ川が今は100mの幅に・・・
(写真はエルベ川のビフォアアフタ)
そして、もう少し北行くと、エルベ川にはクリュッメル原発があります。もう停止している原発ではありますが、その従業員はいまや洪水を準備しています。
来週明けには高い水位が予想され、モーバイルフェンスを立てないといけません。そうですよ。立てないといけない、つまり、今はまだ防壁は不十分であって、立っていません。
「クリュッメルは洪水が特に考慮されて設計されましたので、どんな水位になっても大丈夫です。原子力の重要なところはこちらで安全対策をとっています。水が入りません。」
と運営会社のヴァッテンファルの方。
クリュッメル原発はもはや発電はしていませんが、電力は必要です。なぜなら核燃料がまだ残っていますから。自然保護団体によると、年明けには使用済み核燃料プールにまだ1000本の核燃料が残っています。
エルベ川が月曜日にラウエンブルクとゲーストハッハトの間に記録的な水位になると予想されています。通常ですと、クリュッメル原発は8.5メートルまでの洪水に耐えています。7.8メートルになると、防潮門を閉めないといけない。8.2メートルになると、壁をつけます。
火曜日では原発周辺の水位は8.35となるとの環境章が推測しています。3年前に洪水となったときには水位が7メートルまでしか上っていなかった。
「原発の防御対策はきちっとプロセス化されています。」と環境省。フクシマ後にはそれ以上の対策はこの原発で必要ではないと判断していた。
経営会社のヴァッテンファルによると、原発は9.7メートルまでは安全。それでも9.7メートルは超えるのであれば、キュッメルは安全です。その場合は向岸の堤防が破壊して、エルベ川の南方の地域は沈没するでしょう。
日本語がすごく素晴らしいです!私も外国人で、日本語を二年前から勉強しているのに、まだまだです。高校生で、将来に日本に住みたいと思います。文化も言語も素晴らしいと思います。あなたのブログはすごく役に立てると思っています。知らない単語をたくさん覚えることが出来ますし。ありがとうございました。
投稿情報: アビー | 2013/07/11 10:21